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短時間労働では、なぜ時給があまり関係ないのか!?

もちろん、働いた分だけ給料は出るんだから、時給の差は、そのまま給料の差
必要な分だけ働く人でも、そのまま労働時間の差になります。しかし、これが短時間労働の場合は、あまり関係がないと考えることができるんです。

生活にかかる時間

1日24時間なので1カ月(30日)は720時間です。
生活にかかる時間(家事、食事、お風呂そして睡眠など)を1日10時間とします。1カ月で300時間。この生活にかかる時間300時間を、1カ月の720時間から引いたら420時間になります。

ここから更に、働く時間を考えないといけません。

時給の差

時給1000円の1日4時間の仕事を基準に考えてみます。月に20日出勤で月の労働時間は80時間。もらえる給料は8万円です。
通勤時間などに1日1時間かかったとします。20日で20時間。
8万円を稼ぐために、時給1000円で必要な時間は100時間

同じ給料8万円を別の時給で考えてみます。
計算しやすく、時給1250円としますね。
8万円から逆算すると必要な労働時間は64時間なので、1日4時間の仕事だと出勤日数は16日で、通勤時間などに16時間かかります。
8万円を稼ぐために、時給1250円で必要な時間は80時間

100時間と80時間では、20%も違います
考え方を変えて、もう一段階計算してみます。

自由時間

1カ月(720時間)から生活にかかる時間(300時間)を引いた「420時間」から、さらに働いた時間を引いてみます。

<時給1000円>
420時間-100時間=320時間

<時給1250円>
420時間-80時間=340時間

時給1000円の場合は320時間
時給1250円の場合は340時間
これが1カ月の自由時間です。
こう考えると、時給の差はあまり関係がないんです。
ほんの数%。


必要な額を先に決め、それが小さいほど、この考えが当てはまります。

なので、短時間労働の場合は、時給はさほど気にしなくていいと思います。
「時給が低い求人しかない」と、諦めないでください
時給が低くても、ちゃんと働けます。

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