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比叡山で泣いた私・・・人材育成を感じた

子育て支援は人づくり・・・を意識し、必要だと考えやっている私です
そして、私が17期まで実施してきた、ソーシャルプランナー®️育成支援講座からは、非営利組織など法人を立ち上げた方が、11名います
法人運営を応援している団体さんは、もう少し多いかな・・・(手弁当なのよ)

初めての比叡山

ずっと行ってみたかったんです。比叡山延暦寺。
秋の紅葉も、初夏の青紅葉も綺麗でしょうしね。
琵琶湖を眼下に素敵な眺めもいいだろうし・・・
そんな思いでしたが、なかなか行けなかったし、感染症の時期もあり、行く機会を逃しながらようやく行ってきました。

その日は、あいにくの雨だったのですが、私個人的に「霧」が好きです。
そのためか、とても幻想的で荘厳な感じがしたんですよね。

車を運転したり、生活的には危なくてダメですが、こういう観光の時などの「霧」は好き・・・単なる、勝手な我儘な好みですみません(苦笑)

根本中堂は修復中でしたが、それはそれなりに、いつもは見ることができない部分を見ることができたし、屋根の上から見下ろせるようなところもあって、とても興味深かったです。
修復が完了した後に訪れると、「あんなところから見ていたのか〜!」ってきっと思うよね。

日本の仏教の母と呼ばれている

私は歴史にあまり詳しくないので、こちらの記事を参考にされると良いかなと思います

私の凡人的な、感想や感じたこと

私は、実家が日蓮宗で学校は浄土真宗の学校でした。
浄土真宗の学校では、宗教の時間があり、記憶が曖昧ですが、朝のお勤めの時間も定期的にあって継続すると可愛い「合掌人形」がもらえました。
この人形欲しさに何度か参加していました(笑)
なので、お経は今でも記憶しております・・・

日蓮宗の方も、長男長女だった両親の影響で、法事やらいろいろで、比較的日蓮上人には親近感というかそんな思いも持っています。

で・・・
比叡山延暦寺って、歴史で習った程度の知識ですが、日本のいろんな宗派を創られた方々が皆さん修行されているところなんですよね。
改めて当時はここで修行するしかなかったのかもしれませんが、振り返ってみれば、日本で名の知れた宗教の創始者が修行に来ているというのは、なんかすごいなと思いました。

そして、天台宗を学び、そこでも見出せなかったことがあり新たに宗派を創設された・・・でも、基本的にはここで学んだ・・・
まさに、「守破離」ではないかと思いました。

さらに、人材育成の場所だったんだなぁとなんかとても感慨深くなりまして、なんか涙が出てきちゃったんですよね〜(笑)
もちろん、詳細はわからないし、いろんな事情がそれぞれにおありだったでしょうし、いろんな葛藤やら学びやら本当にさまざまなものが渦巻いていたとは思うのですが、比叡山延暦寺という場所が「何か学びたい」「修行したい」「極めたい」という当時の僧にとっての場だったんだな〜なんて思ってしまいました

現在は学びの場はたくさんある

今は、何かを学びたいという方にとって比叡山延暦寺のような場所はたくさんあります。
たくさんあり過ぎて困ってしまいますが・・・

当時は誰でも、学んだり修行したり・・・文字を書ける人だって多くはなかったと思いますが、学びたい人にとって「学べる場」というのはとても重要なところだし、学ぶ環境も大事ですよね。

私もそうですが、学びたい人にとって学ぶ場を選ぶことはとても重要な時代になっています。
相性もありますし、自分が学びたい内容と、自分の現状もあります。
それを客観的に捉えつつ、できる限り適切なところで学びを進めたいなと思います。
受講料もかかることですしね、なかなか悩ましいですよね。
かといって、無料のものはとてもありがたいと思いつつも、あまり身になっていないこともあるなと思います。

まとめ


ちょっと感情が揺さぶられた時間でした。
いつの時代も、学びたいと思う人はいて、学ぶ場や学ぶ環境を求めている。
そして、1000年近く前にそれを求めた先人の人たちが学んだであろう場所に、今私がいる・・・

そんな学びの流れが今もあって、宗派とかそういうところだけじゃなくて、人として学びを望んでいる人たちが、ずっといたんだ・・・というところに、心が揺さぶられました。

涙出るとは思わなかったんですが・・・
人は、学びたいと思うものだし、その学びって本質的なところは変わらないのかなぁなんて偉そうに思いました。

でも、比叡山、寒かっただろうなぁ
電気もガスもないし・・・
今の状況に感謝しつつ、私は私の学びたいことを、コツコツと学んでいこうと思いました。

お読みいただき、ありがとうございます。

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