【詐欺かも?】高額商材、コンサルの購入前に確認して欲しい5つの事。
現在、動画クリエイターとして活動中のウッディです。
今回は、僕が上京して2ヶ月の間で詐欺(正確に詐欺かは不明)に騙されそうになった経験から学んだ事を共有したいと思います。
僕自身、「俺は絶対そんなの騙されないから大丈夫!」と思っているタイプだったので、「これ、詐欺かも??」となった時は驚きました。
本当に情けなかったです。。。笑
特に、夢があったり、迷っている段階の方には注意して欲しいです!
皆さんに、詐欺なのかをチェックするポイントに使って頂けたら幸いです。
高額商材、コンサルの購入前に確認して欲しい5つの事。
1,教えを乞う人に実績はあるのか?
「なんだ、そんなの当たり前じゃん」って思いますよね。。。
僕も、信じるべき人の基準くらい分かっているつもりでした。
ただ、「夢や目標が見えにくくなっている時」や、「これからどうしたら良いか分からず、不安にかられている時」には、「あなたは大丈夫だよ」と言われる何かが欲しくなるものです。
では、何故僕が実績が怪しいと疑えなかったのか?
その原因は、「教祖を生み出す」という事にあったと思います。
僕の中では、宗教の教祖様って、神の教えだから絶対みたいなイメージがあるんです。あと、なかなか会えない凄い人みたいなイメージも。
今回僕は高額起業コンサルに勧誘されたわけですが、こんな言葉をよく聞きました。
「代表は本当に凄くて、今年立ち上げた事業は1年で年商〇〇円突破したよ」
「あの人は〇〇な所が凄くて、みんな尊敬してるの」
要するに、奥様たちがする噂話みたいなもので、「代表が凄い人だ」「実績がある飛び抜けた存在だ」という事を少しずつ頭に入れていくわけです。
しかも、代表に会いたかったらコンサルに入らないといけない。。。
こうやって、事業の具体的な部分や会社を知る事も無く、「もしかしたらこのコンサルを受けると人生変わるのかも?」と思い始めました。
教祖(ここでいう代表)の権威を高めるには、、、
・簡単に教祖に合わせない
・弟子全員(社員たち)が教祖の凄さを本気で伝える
僕自身かなり勉強になりました。。。
こうやって、仮想の権威は作られるんだろうなと実感しました。
だから一度疑ってみてください。
その人の実績は仮想の権威で作られたものではないか?と。
2,承認欲求の刺激
これもよく聞く話です。
ですが、今回の話で共通するのは、使い方が上手いという点です。
どう承認欲求を満たすのか?そこが学びになりました。
・あなたは特別だという演出をする
コンサルを受ける事を考えているような人ですから、ノウハウが分からず、将来への不安を抱えていると思います。
僕も結局は、しっかりと目標達成に向けて仮説・分析・実行を繰り返すしかないと分かっていても、不安になってしまいました。
もしもあなたがコンサルを売りたい場合、誰でも入れるというブランディングをするよりも、あなたは特別だから入るのを許可するというブランディングをした方が、より強い依存を持たせる事ができると思いませんか?
今回、僕はコンサル入会の前に、面接がありました。
「この面接はかなり厳しいよ。」
「ただし、入れたら人生変わるよ。」
と念を押されてから、数時間みっちり面接しました。
「ここまでしっかりと人を選別しているなら大丈夫だろう。」
という気持ちも生まれましたし、僕は他とは違った存在なんだと認めてもらえたような感覚になりました。
今振り返ると弱い自分に恥ずかしくなりますが、学んだ事を忘れない為、誰かのヒントになればとここに書いています。
また、常に「今はできなくてもいい。やり方を知って行動すればできるよ!」とか「〇〇君ならすぐできるよ!でもあくまで自分次第だよ!」みたいな事も言われてました。
本質的には間違ってないので、言葉自体はいいんです。
上手く不安と希望を混ぜていく事でやる気を出させるのは使えるなと思いました。笑
3,知識欲の刺激
今の時代、インターネットの普及でどんな情報だって大体手に入ります。
昔のように、情報自体に物凄い価値がある事は滅多にないし、あとはどんな情報を集めて行動するのかが大切ですよね。。。
大体、初回のセミナーは無料だったりするし、初回体験は安かったりするようなご時世で、コンサル内容はほとんど明かされませていませんでした。
正確にいうと、本の目次みたいなもので、ざっくりとしたコンサルで実施される事(森の部分)は分かるんだけど、具体的な内容(木の部分)が分からない感じです。
一度見学させて欲しいと頼んでも断られました。
コンサルに入るという条件をクリアしないと知る事ができない。
ここまでで、面接で特別感を感じ、代表への権威を感じた事で、既にコンサルを受けたくなっている僕は、どんなコンサルなのか知りたいという強い感情に襲われました。
調べてみると、人の3大欲求の次に強い欲求として候補に上がるのは、承認欲求と知識欲、達成欲だそうです。
本当に上手く人の欲を刺激していました。
秘密を作る事は、上手く使うとかなり強い力を持つんだなと思いました。
4,ドア・イン・ザ・フェイス
ドア・イン・ザ・フェイス(譲歩的要請法)とは、断られるほどの大きな要求を最初に出して、断られたら小さな要求に変えるという交渉術です。
これはよく営業で使われる交渉術で有名です。
コンサルを受けるにあたって、重要な金額ですが、まさにドア・イン・ザ・フェイスを使っていました。(これは流石に気づいた笑)
「このコンサルの内容を単発で受けると〇〇円になります。 (当社調べ)」
と、ポルシェ買えるやん!笑 って金額を最初は提示されました。
「ですが、代表が、お金でコンサルを受けられないという方がいる事はいけないとのことで、〇〇円で現在は提供させて頂いております。」
と、普通車買えるやん!笑 って金額まで値引されました。
ここで僕も、怪しいなとは思ったんですが、今までにしっかりと洗脳されていますので、大丈夫だろうと見て見ぬ振りをしました。
安いという錯覚。何よりも洗脳が一番怖い。勉強になりました。
5,誤前提暗示
誤前提暗示とは、それ以外の選択肢もあるにも関わらず、与えられた選択肢の中で、物事を判断してしまいやすい心理状態のことを呼びます。
よく、ヒトラーが使っていたそうです。
「ユダヤ人に支配されるままなのか。それとも皆殺しにするのか。」
など、極端な選択肢ではありますが、まるでそれ以外に選択肢はないかのように大衆に迫り、誤前提暗示の心理状態にしていました。
僕の場合は、
「今のまま遠回りをして成功するのか。それともコンサルを受けて最速で結果を出すのか。」
と言われました。(代表が沢山失敗して成功して得たノウハウだから)
まるで、コンサルを受けなかったら苦しい未来が待っているかのようにも見えます。
かなり迷いましたが、最終的には、そんな近道はないし、沢山の努力と失敗はとても価値があり、その道草を楽しむ事も大切だと思えるようになりました。
本当に心理学は強力なんだなと実感する経験でした。
まとめ
上記の5つのポイントを再度確認してから、高額な商材やコンサルを検討してみてください。
本当にそれがいいものだったらいいんです。きっとそれは素晴らしい経験になるし、成長できると思います。
でも、洗脳にかかっている事は自分では気付けません。
必ず、真剣に向き合ってくれて、意見をくれる人に相談してください。
今回僕は、真剣に説得してくれた方がいたので助かりましたが、本当に間一髪でした。
止めてくれた方には凄く感謝してます。ちゃんと夢を叶えて、笑顔で報告できるように日々努力します。🙇♂️
迷ったらGOは正しい。でも自分から逃げてないか確認して欲しい。
すぐにやっちゃえ!っていう行動力は素晴らしいです。僕も大事にしようと思っている所でもあります。
ただし、迷った時は注意してください。これは僕自身にも強く言いたいですが、その道は自分が逃げた先にあるものじゃないのか?とちゃんと見て欲しいです。
逃げるというのは、思考停止に近いかもしれません。
ゴールにたどり着く方法は沢山あり、小さな課題はまだまだ未解決のまま。
まだまだやれる事はあるけれど、小さい失敗の継続に怯え、お金で解決できる道に逃げた。これが僕の分析結果です。
今も、まだまだ逃げたくなるような感情に襲われる事があります。
でも、必ず夜明けはくる。
ただし、
「お金でビルの最上階に住んで朝日を待つんじゃなくて、朝日を見に海まで走ろうよ」
って話だと思います。
今日も海目指して走ろうと思います。
皆さんも、くれぐれも騙されないように注意してください。
僕も注意します!!笑
新時代を生き抜くヒントはここにあります。あなたの応援は無駄にはしません。ありがとう。