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美しいものを求めて

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2022年7月の記事一覧

いかなる星のもとに生まれしか

いかなる星のもとに生まれしか

この絵画のように美しい「白磁色絵花鳥文瓶」(韓国国立古宮博物館蔵)

この京薩摩と呼ばれる作品は
どのような星の下に生まれた
人物によって作られたのだろうか?

本書はその全軌跡を語る‼

  〇©錦光山和雄 All Rights Reserved
#京薩摩 #錦光山宗兵衛 #白磁色絵花鳥文瓶 #韓国国立古宮博物館 #京都粟田焼窯元錦光山宗兵衛伝 #苫米地英人博士 #陶磁器

韓国国立古宮博物館所蔵の錦光山作品:Kinkozan in Natoinal Palace Museum of Korea

韓国国立古宮博物館所蔵の錦光山作品:Kinkozan in Natoinal Palace Museum of Korea

 前回「瀬戸市美術館『講演会』顛末記」でご報告しましたように、講演会会場で大阪市立東洋陶磁美術館の学芸課主任学芸員の鄭銀珍氏と名刺交換した際に、鄭氏が「韓国国立古宮博物館に錦光山の作品があります」と教えてくださり、わたしが韓国に古宮博物館があるとは知らず、驚いて「そうですか、是非見たいものです」と言うと、鄭氏が「画像を送ります」とおしゃってくれて送ってくれたのです。それはわたしにとって、思いもよら

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瀬戸市美術館「講演会」顛末記

瀬戸市美術館「講演会」顛末記

 2022年6月26日、瀬戸市美術館で「近代国際陶磁器研究会」の講演会がありました。新しい知見も得られ、多くの方と知り合えることができて、誠にありがたいご縁の場でもありました。その顛末をお話したいと思います。

 わたしは前日の25日、午後2時頃、名鉄の「尾張瀬戸」駅に着くと、近代陶磁器の研究家であり、自らを「陶器師」と称されておられ、わたしが敬愛してやまない髙木典利先生が車で迎えにきてくれました

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