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むかし書いた韓国コラム 乗り物編

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「むかし書いた韓国コラム」から乗り物に関するものをピックアップしてみました。
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#大韓航空

むかし書いた韓国コラム #751

 SBSが国土交通部の資料を基に航空各社の遅延率を調査したところ、1日1便以上韓国発着便を運航する36社のうち、国際線で30分以上の出発遅延率が最も高いのは日本のピーチアビエーションだった。調査対象期間中1222便のうち48%の585便が30分以上遅れて出発した。一方、定時出発率では日本航空が97%で2位に入った。韓国系では大韓航空が3万7千便のうち1万2600便が遅延し、遅延率7位と最も成績が悪かった。  金浦発国内線の15分以上の遅延率ではジンエアーと大韓航空がそれぞれ

むかし書いた韓国コラム #646

 大韓航空の最新鋭機エアバスA380型機がきょう17日に成田便で初フライトを迎える。通常のKE701便をKE380便に便名を変更するなど大韓航空も気合いを入れている。できれば初便に乗りたいと思っていたが、日程も合わずしばらくは乗れそうにない。たかが飛行機、どれに乗っても大した違いとはないとは思うが、16日にはプレス向け試乗会が行われ、テレビやネットで機内の様子が公開されているのを見ると無性に乗りたくなる。2階席はオールビジネスクラスという豪華な飛行機はなかなか魅力的だ。  

むかし書いた韓国コラム #628

 格安航空(LCC)が実はそれほど格安ではないらしい。魏聖坤議員が国土交通部から提出された資料を基に明らかにしたもので、格安航空の済州~釜山間の運賃は、繁忙期が大韓航空の93.9~96.4%水準で、週末が90.3~93.8%、平日が84.2~93.8%に達した。金浦~済州間でも繁忙期は大韓航空の88.8~91.5%水準だ。韓国にLCCが登場した2006年の場合、チェジュ航空は大韓航空の70%水準の運賃だった。10年ほどの間にLCCと大手の料金格差は縮まっている。  大手に比

むかし書いた韓国コラム #552

 アシアナ航空が6月からエアバスの超大型旅客機A380の運航を開始する。大韓航空は2011年6月に運航を開始しており、3年後れでの導入となる。大韓航空は初便として仁川~成田便を運航した。アシアナ航空も同様に成田便から導入するという。  大韓航空の場合、もともと長距離便用に導入したこともあり、現在では成田便での運用はない。就航初期のころに乗る機会があったが、その後チャンスには恵まれずにいる。アシアナ航空のA380就航で東京に帰る時の楽しみは増えそうだ。  ただ、円安や日韓関

むかし書いた韓国コラム #299

 韓国経済テレビによると、韓国の航空7社で現在運航中の航空機270機の平均機齢は10年未満だそうだ。旅客機の平均機齢が最も低いのはアシアナ航空の7年で、大韓航空とティーウェイ航空が続き、エアプサン、ジンエアー、チェジュ航空は平均12年と高かった。貨物機の場合、大韓航空は9年だがアシアナ航空は17年と大きな差があった。韓国の航空会社も以前は日本からの中古機を運航していたが、最近では大韓航空のエアバスA380をはじめ大手2社が相次ぎ最新鋭機を導入している。今後も発注済みの機体の引

むかし書いた韓国コラム #261

 いまいち旬を過ぎてしまった感もあるが、念願かなって大韓航空のエアバスA380に乗ることができた。もちろん同社が誇るフルフラットシートを装備したビジネスクラスだ。2階前方と後方にはラウンジが設けられ、ここでくつろぎながらカクテルなども飲めるという。せっかくのビジネスクラスということで、貧乏根性丸出しで当初からここでカクテルを飲むのを楽しみにしていたのだが、残念ながらゆっくりと機内食を食べてから移動したら無情にも「まもなく着陸します」という案内放送が。やはり日韓路線では飛行時間

むかし書いた韓国コラム #207

 アジア経済新聞によると、アシアナ航空がコスト削減の一環として、海外出発路線の機内で提供していたキムチとミネラルウォーターのサービスをこのほど中断した。同社は現地で積み込む機内食にもキムチだけは韓国産のものを用意するなどこだわりを見せていた。韓国の航空会社で最初に機内食にキムチを出したのも同社で、1995年に上級クラスでキムチのサービスを開始し、一般席にも拡大していった。キムチを使った料理も提供するなど他社との差別化も進めた。大韓航空では「白キムチ」と「水キムチ」は提供してい

むかし書いた韓国コラム #202

 大韓航空が金浦~光州便を3月で休止することを検討している。昨年4月にKTX湖南線が開通し乗客が減っているためだ。アシアナ航空は光州が発祥の地という象徴的意味合いもあることから休止は検討していないが、1日5便から3便に減便している。  日本では新幹線で3時間以上かかる場合には航空機が優位になると言われる。これまでKTXは大田以南で在来線を走っていたため竜山から光州までの所要時間は3時間ほどだったが、専用の高速線が開通したことでいまでは2時間を切り、KTXが一気に優勢となった