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【コーヒー紹介☕️】 梨を思わせる豊かな甘さと滑らかな質感「エルサルバドル ペニャ・レドンダ」

みなさん、こんにちは。今週もWOODBERRY COFFEEのnoteをご覧いただきましてありがとうございます。焙煎事業部の井上です。

今回のnoteでは、新しく販売開始しました「エルサルバドル / ペニャ・レドンダ」のパカマラ種をご紹介します。私たちが昨年直接エルサルバドルを訪れてダイレクトトレードで仕入れたコーヒーの1つになります。

コーヒーの基本情報

生産国 : エルサルバドル
地域 : アロテペックメタパン
生産者 : カルロス・マウリシオ・レムス・ランデベルデ
標高 : 1,500 m
品種 : パカマラ
プロセス : ハニープロセス

品種とテロワールの特徴

ペニャ・レドンダ農園は、標高1,500 mのチャラテナンゴ地方の中心地ラ・パルマに位置し、農場に大きな丸い石があることからこの名前(Peña=Rock, Redonda=Round)がついたそうです。このペニャ・レドンダ農園は約9万本のコーヒーノキを栽培しており、SL28, SL34, パカスなどいろいろな品種が栽培されています。

コーヒーの品種について、まとめたnoteはこちら↓↓

パカマラ品種は、チャラテナンゴのテロワールとの組み合わせがよく、リッチでクリーミーなマウスフィールとトロピカルフルーツのような特徴的なフレーバーを呈します。ペニャ・レドンダのパカマラも例外でなく、初めてペニャレドンダのコーヒーをカッピングした時、レモンやピーチのような明るい酸味に、非常に滑らか・スムース・ラウンドな口当たりにキャラクターを感じました。品種とテロワールの組み合わせが作り出す滑らかな口当たりのコーヒーをぜひ皆様にもお楽しみいただければと思います。

家族経営で作る農園の特徴

農園はカルロスさんとその兄弟による家族経営がなされています。カルロスさんがコーヒーの木に関するすべてと、施肥の管理や労働者の調整を行っています。そして彼の兄弟が収穫後の乾燥工程を担当、母親はパーチメントの手選別など品質管理に従事し、彼らの手助けをしています。

こうして家族一丸で栽培・精選されたコーヒーは、エルサルバドルCOE(Cup of Excellence品評会)においても2017年に9位、2019年に7位と、そして最新の2022年には6位と徐々に成績を上げてきています。

この評価は、カルロスと彼の家族にとって非常に有益であり、農園にさらなる投資をするための大きなモチベーションとなっています。実際に彼らは自分たちのミルを導入し、それまで手作業であったパルピング・精選の工程を改善し、さらなる品質向上に努めています。

美味しい淹れ方ガイド

抽出では素材のポテンシャルと焙煎による味づくりを損ねることなく、バランスよく引き出すことが目標になります。今回のレシピではペニャ・レドンダのパカマラ品種の綺麗な洋梨を思わせる甘い印象の強い明るい酸味引っ掛かりのない綺麗な口当たりにフォーカスしてレシピを組んでみました。ぜひお試しください。

使用器具:Timemore B75
水:南アルプスの天然水
粉量:15g Timemore C3 #22クリック
湯量:240g 93℃

1. ドリッパーに15gの中挽きのコーヒーをセットします。
2. タイマーをスタートさせ、40gまでお湯を注ぎます。
3. タイマーが0’40になったら90g。
4. タイマーが1’20になったら140g。
5. タイマーが1’40になったら190gまで注ぎます。
6. タイマーが2’10になったら240gまで注ぎます。
7. ドリッパー内のお湯が落ち切ったら抽出終了です。

ペニャ・レドンダの焙煎では、味わいの発達するフェーズ(ディベロップメントフェーズ)の比率を少し長めに取ることで、特徴的な滑らかな質感や甘さの形成を狙った焙煎プロファイルを試みました。そのため、抽出では粗めの挽き目でも質感をしっかりと引き出すことができます。今回は22クリックと粗めの挽き目を使用し、粉とお湯の割合を1:16と少し高めにすることで濃度感を抑え、明るいフレーバーも感じられるように調整しました。ぜひお試しください。

オンラインストアでも好評発売中

オンラインストアでは全国へ発送しています。
エルサルバドル / ペニャ・レドンダ 商品ページはこちらから↓↓

ペニャ・レドンダは5月の定期便にもラインナップしています。5月に定期便をお申し込みいただけるともれなく同梱しておりますので、ぜひご検討ください。5月の定期便の他の2種はサンタエレナ農園ゲイシャ種、トレスポソス農園パカマラ種と、まさにオールスターなラインナップとなっております。

youtubeにレシピも合わせてご紹介しておりますので、ぜひこちらもぜひご覧ください↓↓

さいごに

公式noteをご覧いただきありがとうございました。
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