チェリーのような甘さとやさしいスパイスを感じる「ラ・ピコナ」
みなさん、こんにちは。
今週もWOODBERRY COFFEEのnoteをご覧いただきましてありがとうございます。note運用担当のつきじです。
今回は7月1日販売開始した「ニカラグア ラ・ピコナ」のご紹介です。
浅煎りのシングルオリジンのコーヒー。
生産地：ニカラグア
地域：ヌエバセゴビア
標高：1,300 m
品種：マラカトゥーラ
プロセス：ハニープロセス
プロセス開発に積極的なサミュエルさん
農園主であるサミュエルさんの父、サラティエルさんが1994年に今の土地の一部を買い、それ以降毎年少しずつ農地を広げ、カップオブエクセレンスでも、何度も受賞している優秀な生産者です。
サミュエルさんは大学で農学部に所属していたので、父のサラティエルさんが実行しなかったような新しい生産方法も試しており、生産量より品質向上に熱意を注いでいます。
今回の品種はマラカツーラ種ですが、それ以外にカツーラ種やゲイシャ種、パライネマ種なども栽培しています。
今回ご紹介するコーヒーも、サミュエルさん独自の生産方法のコーヒーです。
特別な発酵工程を経て作られていて、素晴らしい甘さと質感を伴った素晴らしい風味のコーヒーに仕上がっています。
独自の特別な発酵プロセス
1. チェリーの発酵時間:24時間
2. 皮を剥いてからの発酵時間：72時間
3. 発酵方法：エコタックバックと麻袋で発酵
4. 温度：17～20°C
5. 乾燥工程① 24時間天日干し
6. 乾燥工程② アフリカンベッドで15日間
サミュエルさんの頭文字（Samuel Zavala）をとってハニーSZと名付けれれたプロセス。 他のハニープロセスとは違うものである証として名付けられています。
味わいの特徴としては嫌気性の発酵を行うことでよりコンプレックスかつクリーンな味わいを感じます。
チェリーやオレンジを連想させるフルーティーな風味と、 滑らかな質感と甘さをしっかりと感じるコーヒーです。
後味には微かにスイートスパイスのような印象も。
浅煎りのコーヒーですが、 とても味わいのバランスが良いコーヒーですので、 どんな淹れ方でもお楽しみいただけると思います。
ラ・ピコナの美味しい淹れ方ガイド
ラ・ピコナはマラカトゥーラという大粒品種のコーヒー。
スクリーン サイズの大きい品種は生育の段階でより多くの油分を含むと言われています。
コーヒーの 油分はマウスフィールに厚みや滑らかさをもたらしてくれます。
このコーヒーの素晴らしい 口当たりを最大限引き出せるよう、油分は抽出したい、けれども微粉は加えたくないので、 ペーパーフィルターでありながら空気圧をかけることで油分を抽出できる「エアロプレス」 を選びました。
ぜひレシピをベースにお好みに合わせてお楽しみください。
Brew Guide
使用器具 : Aeropress 粉量 : 15g EK43 #11
湯量 : 210g 80°C 水 : 南アルプスの天然水
1. エアロプレスをインヴァート(逆さ向き)にセット。
2. 15gの挽いたコーヒー粉を入れます。
3. タイマーをスタートさせ、210gのお湯を注ぎ切ります。
4. 90秒経過したらパドルを使って粉とお湯をかき混ぜます。
5. フィルターをセット。
6. 120秒になったらサーバーの上にフィルターの面を下にして置きます。
7. 150秒になったら、190秒で押し切れるようにプレスしていきます
エアロプレスをお持ちの方は一度、この方法を試してみてください。
どんな淹れ方も美味しく淹れることができる「ラ・ピコナ」なので、ぜひご自宅の抽出器具を使って淹れてみてください。
さいごに
公式noteをご覧いただきありがとうございました。
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