テーマパークの習い事|ビジネスにマジックを！XXV Part3 「ホスピタリティマインド 現場リーダーによるOJT教育✨」
みなさん、おはようございます！
本日もよろしくお願いします。9月も、もうすぐ終わりですね！しっかりとこの1か月の棚卸しをして、10月に備えていきましょう！
今日のテーマは、
「ホスピタリティマインド 現場リーダーによるOJT教育✨」
についてお話をしていきます！
トレーナーとして腕の見せどころは、現場OJTトレーニングです。
人は誰でも強み、成長課題の両面を持ち合わせていますよね。意識すべきところは、強みを生かし、成長課題を伸ばしていくんだ！とわかっていても、どうしても現場の切羽詰まった中では、いつの間にか、心配からか、ついつい成長課題という見方ではなく、欠点ばかりが目についてしまい、そこばかりを指摘しているシーンをよくみます。
スタッフの仕事ぶりを確認しては、決められた動作がうまくできていない、スピードが遅い、ゲスト対応が雑になっている、、言葉遣いがうまくできていない、、、などと、挙げればきりがないようにとめどなく現場に注意をしているシーン（ゲストの前で、トレーナーであろう人が、声を張り上げて怒っている、、、）が多くなったりします。
中には、愛情をもって成長を願いながら叱るトレーナーももちろんいますが、その愛情をもって接するトレーナーと注意ばかりをしてしまうトレーナーとでは、あきらかに現場の場づくり、お客様へのサービスの接し方、成果の質など変わってきてしまうということなのです。
わたしたちは、完璧な人などこの世の中にはいません。それぞれの個性や持ち味があり、一人ひとりが唯一無二の存在です。それぞれの個性や持ち味をどのように理解して、問題を課題に変換し、怒るのではなく叱り、良いところを伸ばし、問題、欠点ではなく、成長課題という捉え方をし、関わり続けていけるかどうか、、、、。
私自身も、仕事柄多くの現場人財との出逢いがありましたが、人に褒められて（本質を認められるということ）働くより、人に怒られて働く人財が質の良い仕事をしているというシーンには出会ったことはありません」
しっかりと、自分自身を認め（自分の個性、持ち味＝強み、成長課題と向き合い）、周りから頼りにされると人は自信がつきます。そして、前向きに一歩を踏み出すことができるのです。このやれる気持ちということが、行動に繋がり、積極的に仕事に向き合うことができるようになります。
人財育成においても、現場OＪＴトレーニングを通してどれくらい、このような「やる気」をもてる状態を引き出せるかどうかが、とても大切なのです。
トレーナーとして現場ＯＪＴにてこういうやる気という気持ちを身をもって体験させていくことが求められます。
相手の良いところに目を向けて、持ち味を生かして能力をひきだしたり、新しい気づきを与え、視野を広く行動できるためのコミュニケーションを推奨しています。
相手の存在を認め、相手と圧倒的に向き合い（観察をし）、話を相互にて訊き、理解し、認識を深め、任せていくこと。
そうすることで、相手の強みがさらに成長し、成長課題が伸び、今まで隠れていたその人の未開発の領域の能力が開華（かいか＝新しい可能性が開くこと）するのです。
テーマパーク流人財マネジメントにおいて、ミッションステイトメントの精神に基づき、質の高いコミュニケーションを駆使しながら、人財育成メソッドが成り立っているのです。
皆さんの現場のＯＪＴトレーニングはどのようなこだわりをもって設計されていますか？
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