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【読書感想】幸福のための人間のレベル論

こんばんはー!20代の高校教師わやです。
久しぶりに本を読み切りました。いくつか平行で読んでいて、どれも読みきれていませんでした。

今回紹介するのはこちらです。

突然ですが、皆さんは以下のどれに当てはまるでしょうか?

○人でなしステージ
・人から奪うことしか考えていない
・自分からは先に与えない
・自分さえ良ければ全てよし
・都合が悪くなると簡単に人を切ったり裏切ったりすることができる
・平凡な日常では物足りない
・自分の利益や快楽のために人を騙す
・その時よければ全てよし
・感謝ができない
・恩が返せない
・仕事をすぐに辞めたり、借金を返さなかったりする
・楽をして何かを得ようとばかりする
・考えるより本能で行動
○気づいていないステージ
・文句や愚痴が多い
・楽をして何かを得ようとする
・人や環境のせいにする
・自分の主観や常識でしか物事が見られない
・現実が見えていない/現実逃避する
・経験していないものに対して行動することができないor始めても長続きしない
・依存心が強く、自分で自分を満たすことができない
・物質的なものがあれば幸せになれると思い込んでいる
・恋愛においては相手の感情を得ることができれば幸せになれると思い込んでいる
・自分のことをわかっていない
・人や状況をコントロールしようとする
・対人関係でストレスを抱えることが多い
・他人や物事にあまり興味がない
○気づいているステージ
・目の前に起こっている現実は全て過去の自分が選択した結果という事実を「頭」ではなく「心」で理解している
・人生が楽しい
・楽をして得られるものはたかが知れていると思っている
・人や環境のせいにしない
・自分の主観や常識で物事を判断しない
・自分がいるフィールドより下位のフィールドにいる人間のことが手に取るようにわかる
・自己肯定感が高い
・自分を満たすことができるのは自分だけとわかっている
・物質的なものは幸せに直結しないことがわかる
・自分のことがわかっている
・人や状況はコントロールできないものだと理解している
・気づいていないステージにいた時に抱えていた悩みがほぼなくなる
・他人や物事に興味津々
○悟りステージ
・真理の追求に余念がない
・自らの天命を全うすべく日々の生活を送っている
・怒りをほとんど感じない
・不安を感じることがほとんどない
・人間が生きることの意味や生を受けた意味を考える
・「愛」を生き方のベースにして心がけている
・自分がいるフィールドより下位のフィールドにいる人間のことが手に取るようにわかる
・創造することに喜びを感じ、創造したものを人や社会に分け与えたい
・自分の思想や在り方が人に影響を与える
・行動の動機が情熱、幸福、愛
・世の中や人の摂理がわかる
・名誉に興味がなく自己顕示欲がほとんどなくなる

著者によると、人間のレベルは4つのステージに分かれ、それらはさらに9段階のフィールドに細分化されるそうです。あくまで上位が下位に対して優れているのではなく、幸福を感じる能力が高いのだとか。

上記の特徴を眺めてみると、確かに「こういう人っているな〜」と思います。僕は自分的には、気づいているよりの気づいていないかな〜と思いました。残念ですが(笑)
人や環境のせいにする、対人関係でストレスを感じることが多いと思います。ただ全体的な価値観は、気づいているステージが近いのかなと思います。

また、気づいている人が一体何に気づいているのかというと、

①目の前に起こっている現実は、全て過去の自分が選択した結果である
②人がどう思うかじゃなくて、自分がどう思うか
③自分に起こる悪い出来事や逆境は試練であり、乗り越えるべきもの
④やりたいことはやるし、やりたくないことは極力しない
⑤なるようにしかならない


の5点です。どうですか?皆さん、気づいていましたか?
僕はやはり、完全には腹落ちしていないのが①なんだと思います。いわゆる原因自分論で考えきれていないんだと思います。

本の中ではどうすれば気づいていないステージから気づいているステージへ昇格できるのかも書かれていましたが、ここでは割愛します。

何というか、占いでもやってるかのような面白さはある本でしたが、個人的には文章表現が馴染まなくて、少し読みにくかったです。また、この本には一切の客観的データがありません。そのため、血液型占い程度の認識がちょうどいいのかなと思います。
「自分を満たすのは自分」という考え方は好きでした。

それでは今日はこの辺で!

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