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米坂線で萩生駅まで(その2)

そして、ついに萩生駅に到着しました。
駅の桜は散り始め、ホームと線路を花びらで埋めつくしていました。
近所の鉄道好きの少年がカメラ片手にパチパチと写真を撮っていました。

雨が上がり、風が心地よく、のどかな駅でした。
頑張れ!小さなカメラマンと心の中で応援しました。

駅舎の中には、萩生駅での川柳が掲げられていました。みんなで支えている駅だと実感しました。
あとで、帰りの列車の事で少年に質問しました。隣の今泉駅で待ち合わせしてやってくると教えてくれました。

駅は単線の駅で列車の入れ替えはできない構造でした。
写真を何枚か撮っていると、もう帰りの列車がきてしまい、残念ながら帰路につきました。

行きでは、撮ることができませんでしたが、帰りの列車から旧タイプの駅名表示を撮影しました。よく見ると、手ノ子駅の「ノ」は訂正版のようですね。最初はひらがなの「の」だったのかもしれませんね。

帰りの車窓からは、残雪と桜の組合せを楽しむことができました。
なかなか、車内から撮るには難しい場面もありましたが、見るだけで心が休まる車窓が次から次へとやってきて、楽しい列車の旅でした。

帰りの列車は、新潟駅までの直通ではなく、坂町駅で終点となりここで乗り換えになりました。ここからは、通勤型の新しい電車(E129系)でした。
坂町駅から新発田駅までは羽越本線、新発田駅から新潟駅までは白新線ですが、乗り換え無しでの運転でした。

残念ながら米坂線は全ても乗ることができませんでしたが、車窓からは、桜をはじめ景色を楽しめました。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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