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偶然×必然なキャリア

最初の記事投稿からかなーり時間が経ってしまいました…(T . T)確か30歳の節目タイミングということでキャリアについて思うことを書こうと意気込んだものの、見事に頓挫…(苦笑

でも今日、SNSについてとあるきっかけをいただき、「書きたい!」気持ちが昂ぶっているうちに書き出します^ ^これからはもう少し頻度を増やし、関心があることや好きなことを書き連ねていきます。

計画的偶発性理論との出会い

私の勤め先ではキャリアの考え方として、計画的偶発性理論というものを薦められています。

※個人のキャリアの8割は予想しない偶発的なことによって決定される。その偶然を計画的に設計し、自分のキャリアを良いものにしていこうという考え方(スタンフォード大学のジョン・D・クランボルツ教授らが提案したキャリア論)

よく「やりたいことがない」「目指したいことが明確でない」等の悩みを聞きます。でも、「やりたいことがなくても悪いことじゃない。いつかやりたいことができた時に手を挙げられるぐらいの力をつけるべき」と考えるようになってから、よりこの理論について思い返すようになりました。

偶発は舞い降りてこない

社会人3-4年目の頃、仕事へのマンネリを感じていました。入社から配属支社も部署も変わらず、多少のミッション変化はあったものの、「新たな経験」という点では実感がなかったです。

勤務先ではある程度の期間同じ部署や支社にいたら、部署や拠点異動がわりと活発です。(経験の幅を広げる、成長の観点で)
なので、何人もの先輩や後輩、同期を見送ってきました。でも、私にはなかなかその異動打診がなかったのです。

当時の私「え、私結構今の場所で頑張ってるけどなあ..」「なんでチャレンジの機会が来ないんだろ」

当時の私に今の私から伝えるとすれば、「偶発は舞い降りては来ないよ」ということ。
チャレンジの機会も何にしても自ら手を挙げて、その機会を自分から作りに行く、という発想が当時なかったんですよね。

社内外ある程度関係性が出来上がっていた分、居心地の良い環境から抜けるのが怖い..のもありました。

現状維持は衰退

居心地の良い環境で慣れ親しんだ仲間やお客さんと仕事する。
悪いことではないです、決して。
でも、新たなチャレンジの機会は生まれにくい。現状維持は衰退の始まりです。

偶然と必然

以前の反省から、新たなチャレンジの機会は自ら手を挙げる、発信する。チャンスは自分から取りに行くものと学びました。

「新たなチャレンジを繰り返し、経験の幅を広げる。それによって、いつか自分で仕事や働き方の選択肢を持てるようになりたい。ライフイベントを経ても働き続けられる力と信頼貯蓄をつけたい」と今は思っています。

ここ近年仕事でいろんなチャレンジをしていますが、どれも過去の自分では全く予想していなかったことばかりです。いろんな負荷はありますが、チャレンジしたことを後悔したことはありません。これが、私にとっての計画的偶発性理論の体現です。

さいごに

仕事柄、転職相談を受けることが多いのですが、「年収を上げたい、休み欲しい、ワークライフバランスがほしい」が理由で転職を考える人がまだまだ多い世の中だと痛感します。心物(しんぶつ)でいう、"物"を優先されている。

たしかに物も大事ですが、仕事への面白みややりがい、キャリアへの期待等も含め、"心""物"両面で豊かになる。これが目指したい姿だし、こういう仕事価値観を持つ人が増えたらいいな、とも思います。

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