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夏期講習会「後」の保護者面談

今、お教室では、夏期講習会真っ最中ですね。

1日中フル稼働で教え続けている先生方もかなり多いはずです。
本当に皆さま、大変お疲れ様でございます!

この夏休み期間は、塾側も生徒も真剣勝負そのものです。

中・高1、2年生は習った部分までの総復習+模試対策。
中・高3年生であれば、総復習+模試対策+受験対策など、

やるべきことが、盛りだくさんとなってきます。

そんな忙しい中、露呈されてくるのが、新人講師の対応力です。

「教えてきたはずなのに、あれもこれも、動けていない・・・」

そんな厳しいお声が飛びかいます。

それもそのはず。
夏休みの期間にどれだけ成績を上げられるか、追いつけるかが
全てと言っても過言ではないからです。

そして、一番気持ちが引き締まる瞬間が、

模試結果をお返ししながらの保護者面談です。

保護者と塾側の関係は、
いわば、「子供の成績を上げてもらう条件で、入塾します」
という契約を交わした状況です。

1、成績が上がっている場合の嬉しいご報告
2、目に見えた成績の伸びが出ていない場合のご報告
3、成績が伸びていない、下がっている場合のご報告

以上の3つのご報告に分かれます。

1であれば、保護者様もニコニコですが、
問題は、2と3です。

その際には、
「面談力」がものを言います。


・保護者様の気持ちを汲み取る力
・こちら側の約束が果たせていない、確固たる理由
・具体的な学習状況、成績の状況の説明
・今後の成績の伸びの可能性
・どの科目、どの分野の苦手科目が原因か


など、あげればキリがない程に、説明することがあります。

しかしながら、
多くの塾様が抱える問題は、

これらの説明の前に、ハツラツとした笑顔、人間味あふれる対応

など、見た目・雰囲気・感じの良さ・話し方という部分なのです。

もちろん、ベテランの先生方は、慣れていらっしゃると思います。
しかしながら、これらを新人講師や中途採用の方々へ教えていく
部分で手が回らずに困っている塾様がとても多いのが、現状なの
です。

実際、私も、塾を運営している際に、
一番苦労したことは、講師育成の時間を確保できないことでした。

もしくは、何度も伝えていても、
同じ組織内の上司から言われることに、慣れてしまうという
ある意味、負のスパイラルにおちいってしまうことがあります。

保護者様の気持ちを理解し、真摯に対応をしていけば、
保護者様は、今の現状をご理解して下さいます。

ただ、伝え方をあやまってしまえば、
信頼関係が破綻し、「入会せずに他塾検討」「退塾します!」

という結果になってしまう恐れがあります。

だからこそ、
顧客である保護者様がどのように受けとるのかという

相手の立場に立って考え、気持ちよく対応できる力や感性が、
とても重要になってくるのです。

まだまだ蒸し暑い日々が続いております。
皆さま、くれぐれもお体ご自愛くださいね。

残りの夏期講習会も、ファイトです!
陰ながら、応援しております♪

ウーマンプラスアルファ 菊地香江
https://woman-pa.com/



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