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ほのぼの生きる  045_20230223

お誕生日おめでとうございます

今日は祝日。
退職していなかったら、今日は出勤日だった。
仕事をしていると休みなんだか分からず、今日が何の日かさえも分からなくなってしまう。
今日は「天皇誕生日」だった。

無職が祝日をありがたるのもおかしいかもしれないが、お休みをいただき、ありがとうございます。
国民の祝日なんだから、「お誕生日おめでとうございます」と申し上げたい。

よくよく考えたら、天皇陛下って生まれたときから運命が定まっている。
自由を愛する私からしたら、とんでもない不自由さを感じてしまう。
思春期とか反抗期とかなかったのかな。
大変ご苦労なことも多々おありなんだろうなと一国民として少しだけ心配する(心を配る)。

「国民の皆さんの健康と幸せを祈ります」とご挨拶なされたようであるが、そのお言葉をありがたくちょうだいし、「どうぞ1年ご健康でご多幸に恵まれますように」とお祈りいたします。


ところで、私の知り合いにも今日お誕生日の人がいる。
9歳も上の職場の先輩であったが、恋愛対象とみることなく、仲が良かった人だった。
私が結婚の意志を固め、結納してすぐのことだった。
ご両親がうちの家にいらしたのだ。

と言っても私は知らない。これはうちの母から聞いた話である。
ある日、ご両親が家を訪ねてこられたそうである。
「いやー、ちょっとお宅の近くまで買い物に来たものですから、皆さんどうしておられるかと思いまして、寄らせていただきました。」
学校区は違うが、ご近所さんの範囲?
このお父さん、むかし議員さんをしておられたこともあって、知る人ぞ知る人であった。
だから私は恋愛対象としてみていなかったのかなぁ?(親の職業を見て結婚考えてるって言ってる?うぉんのすけ?)

「うぉんのすけさんが結婚されると聞きましてね。いやー、うちの息子と一緒にさせたいと思ってたものですからー」

・・・いや、その息子さんと私は何もないですが・・・

母が「あんた、正直なところどうなの?」と聞いてくる。
「日本の最果てのようなところに嫁ぐぐらいだったら、今からでも遅くない、ちょっと考えてみない!そしたら、お母さんも安心だし。あの家はちゃんとしとんなーけん、間違いないし。」
いやいやいや・・・

私はその話を聞いてから、その人と話せなくなってしまった。
その人が私のことをどう思っていたかどうかは分からない。
母が言うには、もう結婚が決まったものだからどうにもならんと思って、両親に「俺本当はあいつがよかった」と言ったのではないか、との憶測であるが真相は不明。

本当に恋愛対象として見ていなかったかと聞かれるとYES!であった。
でも、じゃあ、その人と結婚できなかったのか?と聞かれるとNO!である。
まぁ、今の夫との結婚話がなかったとして、そのご両親が来られたのが先であったならば、可能性がなかったわけでもないかなと思う。
私、基本結婚は修業、誰とでも結婚はできる、と思っているので(昔のお見合いタイプなのかもしれないな。ただし本人の性格はどうにも変えられないから、私が我を通せば相手が逃げてしまうと思われる)。

でも、これは「たられば」の話であり、実現しなかったからこそ、こうして淡い思い出話としてnoteの記事ネタにできるってものだ。
彼は今、いったい何をしているのだろう。。。
結婚をしたとは聞いていない。今日で58歳だなぁ。
友だちとして、幸せに暮らしていればいいなぁと願う。
こっそり「お誕生日おめでとう」

実家に帰り、墓参りをするとき、同じ墓地に彼の家の墓もあるため、私はいつもその家のご先祖さまに「申し訳ありませんでした」と頭をさげて通り過ぎている。。。

以上、ご縁のなかった話でした~

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