うぉんばっとの世界
押忍!おら、うぉんのすけ!
オーストラリアからやってきた。
おらの村の偉い人が、姉妹都市なんちゃらでおらをこの村に連れてきたみたいだ。
昼はおらのご主人が用意してくれた土管に入って寝ている。
おらのご主人は土管の中でまるくなって寝ているおらを「かわいいなぁ」と1時間近くただ見ているだけの変な人。
名前がおらと同じらしい。自分で名付けておいて同じってやっぱり変わった人だなぁ。
おらは穴を掘るのが得意。
おらのご主人の庭に大きな穴を掘った。
おらは夜行性だから夜中は穴から出て散歩する。
夜になるとご主人が庭にやってきておらの穴の中に入っていく。
ご主人が穴に入った翌朝は、必ず不思議なことが起きる。
四万十産の高級な草が届いたり、たまに柴犬のヒナってやつの匂いが残ってたり。
九州地方、広島、高知、鳥取、大阪、京都、東京、たまに海外も・・・いろんなところに遊びに行っているっぽい。
おらの穴はご主人の「どこでもドア」らしい。
今日は仕事だったが、なんか創作意欲が沸いちゃったので、またインスタントフィクションを作ってみた。
目新しいものではなく、普段から思っていることを書いただけ。
noterさんとのコメントでやりとりしていることも盛り込みながら、全国どこでも飛んでいけたらいいなぁという願望を文字にしてみた。
穴の向こうはきっと宇宙につながっている。
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