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明日の種をまく 062_20231110

両親がやってきた!

3日前まで喧嘩をしていた母と父がとうとう私のところに旅行に来てくれた。
いやーヒヤヒヤした。3日前にはちゃんと仲直りした。
なんてドラマチックなのだろうか。
いや、人生はドラマそのものだ。

うぉんのすけよ、これが最後となるかもしれない両親の訪問にそんなドラマのような小細工すんなよ、と。
ちゃうちゃう、どれも日常なのだ。
日常をどうドラマチックに演出するか、そういうことだろ、と。

感情のままに生きている母と私は常日頃からドラマのような生活を送っているわけだが、たまに『渡る世間は鬼ばかり』よりも激しくなるので、私は母と距離を置いて生活している。

だからこそ、たっぷりの愛情をかけて孝行したいと思い、今回、こっちに呼んだ。3泊4日の旅行。お待ちしていました!

二人はほとんど飛行機に乗ったことがなく(母は若い時に2回、父は初めて)、旅行自体ほとんどしない初心者。家を朝6時に出てから、高速バスにのり、モノレールに乗り換え、大きな国際空港で飛行機に搭乗する。
それをほとんど遠隔操作のように、二人を見守らなければならない。
事前に旅行計画書なるものを郵便で送り、電話で何度もレクチャーし、さて本番!(義母は国際空港まで迎えに行ったらいいんじゃないか?と言っていたぐらいだったが、かわいい両親には旅をさせろの精神で(意味違う)優しく見守るだけにした。

母は足が悪い(というか歩くのがしんどい)ので、事前に車いすの手配等を航空会社さんにお願いしていた。
搭乗手続きも荷物検査もボディチェックも全て航空会社さんの方で手厚くフォローをしてくださったようで「いやー楽だったわぁ」と母はご満悦だった。
父は黙々と荷物を運び、母の手を引き、仲睦まじく、ここの地に降り立った。

まずは、ばあちゃんのいる施設に行き、ご挨拶。
その後は、お土産を買いまくる(いきなり買い物!!心配事は先に解決しておきたいタイプ。あとは観光を楽しみたいとのことであった)。
せまーいアパートにも来てもらって、普段こんなところに住んでいるよと紹介した。夫も合流。
夕方はさらに義母も合流し、5人で食事会をした。

私が嫁いですぐの頃、妹夫婦と弟が現地偵察(観光)に来た。
その時に食べた料理の写真を見た母が「これ食べたい!」と気に入った料理があり、それを10年以上願望して、今日やっと同じものを食してもらった。

母は終始満足そうだった。
義母も楽しそうだった。
父はもっと楽しそうだった。
夫と父は地元の酒で盃を交わしていた。

私は・・・
胸がいっぱいになってしまったのか、ご馳走を目の前にして食が進まず、思いのほか残してしまった。珍しいこともあるもんだ。

明日は早起きして、さらに旅行する。
私たちも宿泊セットをもって、両親とともに1泊だ。
天気がいいといいけれど、朝の気温は一桁になるらしい。おーさむ。

楽しんできまーす。

【予告】明日はうぉん八(有料記事)のみの投稿となったらすみません。


タイトル画像は、仲良くさせていただいているnoterさん温水温(ぬくみず ゆたか)さんの作品です。



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