真夏の甲子園はいらない、その5
P4 - 21 「野球はハタチになってから」by 小林信也氏
高校生のための甲子園ではない。それどころか、甲子園大会の勝利至上主義は、若者の精神を蝕む。いわば、甲子園は球児99%の「墓場」。なぜなら、約12万人の球児(日本♂高等学校野球連盟H P)から選ばれし精鋭約1000名(= 各校20名選手登録 x 都道府県 )が夏の甲子園にたどり着くとして、たったの0.1%。つまり100% - 0.1%=99.9%の球児は、18歳で夢破れ(させられ)、野球やめ、敗北学び、希望否定を促される。
ポイントは大きく二つか
勝利至上主義は、素人指導者を助長する
無能素人指導者の多くは、各校「暴言・暴力・丸刈り強要(憲法違反の人権無視)」を特徴に持つ。自分が「18歳で夢破れ」た鬱憤を、監督という権力者になった後、立場を利用し現役球児に対してパワハラ発散ツールにしている疑惑もあり得る。(結果、マトモな親は子に学校部活の野球を勧めぬ。野球塾や地元チームはOKでも)。生徒たちがタマタマ勝ち進むと素人指導者が「名監督」だ⁉️と報道社が称号与え耳目を集めようとする。新聞売りたいしTV報道のネタも必要。だから指導内容は良くなくても、報道各社は(生徒より)監督を英雄に仕立てる。結局将来の善き指導層育成には無益、かつ勝利至上主義助長の悪循環。試合進行法の誤輸入&誤導入
本来伝統的に「ベースボール」⚾️はリーグ制‼️だから大谷翔平を何度もTV放映できるし、スポーツ紙売れるし、観戦できる。しかし、
「日本♂高等学校野球連盟」様♂👨🦳が、日本の高校生野球の運営法としてサッサと進行できるためか?勝手になんと!トーナメント制を誤導入。特徴は、
リーグ戦: 良い⭕️
総当たり複数回の試合、復活可、試合出場回数増加、技術向上、希望を持てる。若者の精神の蝕みを軽減しうる、
善き制度。
トーナメント制: ❌悪い💀
一回戦のみで半数敗退、出場回数多数は決勝2チームのみ、それ以外99%は試合回数減、技術下降、失望へ。若者の心を蝕む、
悪しき制度。
その先も、若者受難は続く。努力し選ばれし精鋭選手のその後の扱いが日本業界では酷くドケチ。一人当たりの年俸比較を見てみよう。
約0.4億円🇯🇵日本⚾️プロ野球😂
約4.5億円🇺🇸米国⚾️メジャーリーグ👀
(↑ P71 註23)はあっ?
なんでだろ?答えはこの本の第6章「万分の一の恩返し」が言い当てているなぁ
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