人は客観的に見ることなど出来ない。客観的立場から主観で物事をみるだけである。
よく客観的に物事を判断する様にと、多くの人が語っている。
だが、人は物事を客観的に見ることなど出来ない。
なぜなら、人は必ず観測する自分というフィルターからしか物事を認識することができないからだ。
客観的に見える意見でも、それは客観的立場から見た主観に他ならない。
ではどうすれば良いか?
一番簡単な方法は一般的な意見に迎合することである。
実につまらない、当たり障りのない印象しかあたえられないが、まず反対意見が出にくくもある。
だか、必ずしも一般的な意見が正しいとは限らない。
正しさの定義もあいまいなものだが、まず間違いないのは、自分の意思で物事を理解したことに対してはそれなりの自信があるはずである。
自分が経験した事にたいして思ったことは、それなりの説得力があるはずである。
まずは自分の中に軸を作ろう。
経験したことを整理してみよう。
ぶれない軸があって初めて説得力のある意見が言えるはずである。
その意見こそ、人から見れば客観的に見えるのだ。
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