AWS SUMMIT Online 1日目

昨日メールを見ていたらAWS SUMMIT Onlineの案内が来ていたので、慌てて申し込んでみました。AWSとは世界的に有名なクラウドサービスで、お馴染みのAmazonの提供しているサービスです。内容は多岐にわたる上に複雑で全貌を理解するのはなかなか大変ですが、そのAWSのオンラインイベントが5/11〜12に開催されます。その1日目の感想を簡単に書いておきます。

視聴したセッション

都合のため基調講演は見ることができませんでした。昼前に1件と、午後は6件です。1件、見損なってしまいました。

・ニューノーマルな働き方をセキュアに実現する AWS エンドユーザーコンピューティング (EUC)(AWS-17)
・リモートワークを実現した中堅中小企業が語る導入前と後の実際のところ-中堅中小企業にとっての働き改革とは- (CUS-26)
・Amazon CodeGuru 〜機械学習で実現するコードレビュー自動化とアプリケーションパフォーマンス最適化〜(AWS-02)
・AWS Lambda を攻撃してみた ~サーバレスのセキュリティの考え方~(パートナーセッション)(PAR-20-S)
・はじめて AWS 利用の方へ 忘れちゃいけない 3 つのこと~セキュリティ・自動化・ネットワーク(パートナーセッション)(PAR-22-S)
・【基本の AWS サービス】ユーザーエクスペリエンスとセキュリティを最適化する AWS エッジネットワークサービス(AWS-33)
・サーバー立てっぱなしはもったいない!サーバーレスのみで構築する中頻度&短時間バッチ処理(パートナーセッション)(PAR-29-S)

基本はセッション30分、休憩時間15分で朝から夜までやっています。サービスが多岐にわたるためか、数多くのセッションがあり、同じ時間にあれも見たいがこれも見たい、ということも多く、選択が難しいです。

現役時代は貧乏暇なしで、1日中イベント参加なんてなかなかできなかったので、とにかく興味のあるものを片っ端から見てみました。いくつか面白かったものを書いておきます。

リモートワークを実現した中堅中小企業が語る導入前と後の実際のところ-中堅中小企業にとっての働き改革とは- (CUS-26)

コロナ禍でテレワークが話題になって1年経ちました。元々、オリンピックに向けて開催期間中のテレワークという話が、前職の会社ではありましたが、五輪じゃなくてコロナでテレワークになった挙句に、半恒久的にテレワークになってしまいました。(オフィス縮小、個人座席廃止)

とは言っても中小企業ではなかなかテレワークが難しいという声が上がっていますが、実際にAWS Workspaesを使ってテレワークに移行した事例紹介です。
と言っても、コロナ禍で取り組みを始めたわけではなく、元々在宅業務の取り組みを2018年から取り組んでいたところに、いきなりコロナ禍がやってきたとのこと。

セキュリティやPCのメンテナンスから解放された点は良かったが、単純なコスト比較ではPCを買った方が安く、また、ベンダ選択も重要とのこと。もちろん、上にあげたメリットを合わせて長い目で見れば有利だと考えての採用です。

Amazon CodeGuru 〜機械学習で実現するコードレビュー自動化とアプリケーションパフォーマンス最適化〜(AWS-02)

コードレビューのツールとかは昔からありますが、それなりにコストがかかるので、前職の会社では導入できませんでした。

AWSさんのサービスなので機械学習でどんどんアップデートされるパターンでレビューしてくれるのですから、積極的に活用すべきでしょうが、なかなか導入している企業は少なそう。実際、どうなのでしょう。

AWS Lambda を攻撃してみた ~サーバレスのセキュリティの考え方~(パートナーセッション)(PAR-20-S)

トレンドマイクロの方が実際にサーバレスのデモサービスに侵入してアレコレしてしまうところと、それをトレンドマイクロ社のツールでブロックしてみせるデモがなかなか面白い。

もちろん、弊社のツールを買ってくださいという話ですが、考え方は応用できるかと。

結局、ゼロトラストと、侵入されるのは当たり前としての多重の対策が重要というお話でした。

【基本の AWS サービス】ユーザーエクスペリエンスとセキュリティを最適化する AWS エッジネットワークサービス(AWS-33)

なかなか縁がない分野ですが、教養のためセッションに参加。Global Accelarationとかなるほどなぁ、と感心することしきりでした。

AWSに乗っかれる所は乗っかると楽なのですが、あとはコストをどこまでかけるかが1番の問題だったり。

サーバー立てっぱなしはもったいない!サーバーレスのみで構築する中頻度&短時間バッチ処理(パートナーセッション)(PAR-29-S)

なるほど、と唸るしかない、浦島太郎な自分。確かにバッチ処理って色々面倒。結局、フロントエンドシステムと同じサーバで夜間に処理するとか。で、日中にも処理したいけど、フロントエンド側でパフォーマンスに影響が出るのでできない、なんてことがありました。

1日目まとめ

上に書いた通り、選択が難しいです。Twitterで「#AWSSummit」で呟くことが公式で推奨されているので、そちらも見ながら楽しんでました。
明日もあるので、明日も昼前から参加予定です。
他のことができなくなってしまうのが難点です。

拙い記事でございますが、サポートしてもよいよという方はよろしくお願いします。著者のやる気アップにつながります。