パラレルワールド新聞:  「ウクライナ軍の侵攻部隊、10日で装甲車両45両失う 異例の損失ペース」  <ー 前回の返り討ち予測より酷そうです

今回は「ウクライナ軍の侵攻部隊、10日で装甲車両45両失う 異例の損失ペース」についてコメントさせていただきます。

Forbes:   19 Aug,2024

「ウクライナ軍の侵攻部隊、10日で装甲車両45両失う 異例の損失ペース」

「ロシア西部クルスク州に侵攻したウクライナ軍部隊は先週末までにおよそ500平方kmの支配を確実にし、さらに900平方kmほどの支配を争っている」

「だが、6個前後の旅団と数個の独立大隊、そして複数の支援部隊から成る侵攻部隊は急速な進撃の代償として、貴重な装甲車両をかなりの数失っている。人員の損耗も数十~百数十人にのぼる可能性」

「一方のロシア側は狼狽した歩兵の十数人単位の投降が相次いでいるものの、車両の損失は数両にとどまっている」

「ロシア側よりもウクライナ側の装備の損失が多いというのは異例だ。ロシアがウクライナで拡大して2年半近くたつこの戦争では概して、ロシア軍の車両の損失のほうがウクライナ軍の車両の損失を大幅に上回ってきた」

だから前回の記事で酷いことになると言ったんです。

「ウクライナ軍参謀本部にとって、これほどの損失が見合うものなのかは侵攻作戦の目的によるだろう。また、作戦が進むにつれてロシア側と損失率が逆転するかどうかでも評価は変わってくるかもしれない」

ウクライナ軍にとっては最後の戦える軍隊となはず。

「しかしウクライナ軍の機動は、戦車や歩兵用車両をロシア軍のドローン(無人機)攻撃や砲撃、待ち伏せ攻撃にさらしている」

恐らくこれが真実でしょう。だからこないだウクライナ軍のChallenger-2のやられている記事で返り討ちにあっている可能性があると書いたのです。

しかも、思っているよりひどそうです: ↓

「オリックスのアナリストのひとりによれば、侵攻10日目の15日までにウクライナ側は戦車を4両、歩兵用車両を41両も失った。これには希少な英国製チャレンジャー2戦車1両や、米国から供与されたストライカー装輪装甲車数両が含まれる」

「ウクライナ軍にとって歩兵用車両の損失はとくに深刻だ。通常は1000kmの前線で1日に出す損失の1.5倍近くの損失を、わずか80kmの前線で出している」

「11月の米国大統領選挙でドナルド・トランプが勝利すれば、軍事・技術援助を打ち切ると脅してウクライナに交渉を強いる公算が大きい」

「ウクライナ政府は、もし交渉プロセスに入らざるを得なくなった場合、ロシア側が譲歩と引き換えに得たいものを確保しておきたい」



「ウクライナにとって最良のシナリオは、自軍部隊が壕に入る一方、土地を奪い返さざるを得ないと感じたロシア側がウクライナ軍部隊を押し出そうとして、途方もない損害を被るというものだ」

この可能性もあるのですが、ロシア軍兵は畑で採れてくるぐらいにしか上層部は、考えていないので途方もない損害を出す反撃は考慮したほうがいいと思いますけどね~。

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参考


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