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長芋ステーキ

今夜の晩ごはん、長芋ステーキ。長芋は皮つきのままでタワシを使ってよく洗い、1センチくらいの輪切りにする(ひげが気になるようなら軽くガスで炙る)。フライパンにごま油を敷いておろしにんにくを入れ、ごく弱火でじっくり香りを引き出したら長芋を並べ、塩ひとつまみと味の素を振って両面しっかり焼く。長芋に火が通ったら黒こしょうを振って、付け合わせの焼きミニトマトを添えてできあがり。こんがりと焼けた表面部のカリカリ感と、しっかり火が通っている部分のほくほく感、そして中央部にかすかに残ったしゃきしゃき感、と三種類の歯ごたえが楽しめる。ごま油とにんにくの香りに、長芋のほのかな甘みと独特のうまみがマッチしていてとてもおいしい。いつも半分くらい食べてから市販のぽん酢をかけるのだけれど、ぽん酢の爽やかな酸味と合わさると、長芋の甘みがいっそう引き立つ。付け合わせの焼きミニトマト(オーブントースターで焼いただけ)の、びっくりするほど甘みを増したジューシーさもよく似合う。ごちそうさまでした。


晩ごはんと書きましたが、完全にお酒のアテ的メニューですね……。でも私の晩ごはんは「お酒が呑めるもの」が最優先条件で、晩ごはん=お酒のアテという方程式に則って日々台所に立っているので、これも立派に晩ごはんなのであります。

こってり味がお好きな方は、できあがった所にマヨネーズや醤油をぜひどうぞ。お酒と永久運動できる味になります。


冬の間は煮込み系でお世話になっていたトマト、久しぶりに焼いたものを食べた。あたたかくなってくると、こういう太陽のお恵みじゃー的な味が食べたくなります。

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