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ジンギスカン鍋

季節の変わり目ってそういうもんなのでしょうけど、にしてもこのところ、寒暖差が激しすぎやしません?朝・昼・夜で10℃近く気温が下がったり上がったりまた下がったり。10月ってこんなに気温が荒ぶってらっしゃったかな、と昨年のことを思い出そうとしても、もう全然記憶がなくって唖然とするのは私だけでしょうか。なんか毎年同じことを繰り返している気がするな。

私はけっこうな汗かき大魔神であるため、最高気温が20℃周辺程度に落ち着いたくらいではびくともせず(汗腺が)、ちょっと外を歩いちゃあすぐに汗まみれになっている。10月半ば、道行く人々がシックでオシャンな秋の装いに身を包んでいらっしゃる中、今日も今日とて半袖に首タオルを巻いての徒歩通勤。ギャツビーの「氷冷」って書いてあるボディペーパーは、職場のデスクにも自宅のドレッサーにもしっかり常備しており、毎日使っている。

これ「氷冷」のコピーは伊達じゃないなってくらい、ものすごい涼感があって大好き。もう何年も愛用していて、自室には常に3個以上のストックがあり、ストックが3個以下になると冗談抜きで落ち着かないので、決して補充を怠らないようにしている。しっかりした厚手で大判なのも頼もしい。ただ惜しむらくは、その優秀さゆえ、秋の夕暮れ時(帰宅後)に使うとキンッキンに冷えすぎちゃってちょっと寒い。今日の帰宅後もそんな感じで、いやーちょっと冷えるなー。なんか鍋とか食べたいなー、なんて思って。

それで、急遽今夜の晩ごはんを鍋にした次第です。


というわけで今夜の晩ごはん、ジンギスカン鍋。本当はフライパンでジューするつもりだったジンギスカンともやしを、そのまま鍋に流用しました。スープの味つけは、おろしにんにく・お酒・ごく少量の鶏がらスープの素。ラム肉を煮るのって初めてだったのだけれど、けっこうな量のアクが出てきたので、やはりひつじは1129だな……と改めて思った。アク取りが大大大大大好きなので、アクがたくさん出る肉=1129という認識です。アクを念入りに取りつつ、土鍋でじっくり火を通した。豚や鶏に比べると、やはり匂いが独特だったな。


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一緒にキャベツも入れようかと思ったけれど、せっかくのひつじだからもうちょいクセのある野菜を……と思い、ほうれん草をさっと下茹でして追加した。クレソンがあれば、それを入れたかったな。芹や香菜も合うと思う。


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たれはもちろん、ベルの成吉思汗たれで。「成吉思汗」最近ようやくたべものの名前として認識できるようになってきた。


いつぞやに肉欲に支配されてからというもの、ちょくちょくおうちジンギスカンをいただいては火照る身体を鎮めている。でも、鍋に仕立てるのは初体験。さてどんなもんかな……といただいてみると、いかにも鍋物らしくさっぱりとした味わい、なのだけれど、ラム肉特有のあのクセのある香り、あれがしっかり感じられることに、まずびっくり。噛みごたえも大変やわらかく、焼いたものとはまた別のベクトルでとってもおいしい!今まで食べてきた焼肉だと、お肉からにじみ出た脂と合わさるせいか、すっきりといいキレ感を発揮していたベルのたれ。でも今夜は、お肉から余分な脂が落ちているせいだろうか、たれ自体の味がよりダイレクトに感じられる。醤油ベースのクリアな味わい、そこにほんのりと効いた甘み。わずかながら、柑橘類のようなさわやかさも感じられる……のは、気のせいかな。ともかく、たれの存在感がマシマシだ。これがまたねえ、煮えたお肉ともやしやほうれん草の青くささに、合うこと合うこと。今までこのベルのたれ、焼肉のたれって認識しかしてなかったけれど、これ鍋の時にも使えるわ!いつぞやのレモン胡麻だれもあるし、今年の秋冬はマジで鍋が捗りそうだな。


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〆はもちろん中華麺。鍋ものの時はなるべく野菜で腹を満たすように心がけ、〆の前に満腹にするように心がけているのだけれど(実際できているかはまた、別のおはなし……)ジンギスカンと中華麺の組み合わせがすでに遺伝子レベルで刷り込まれているのか、こればっかりはどうにも避けられなかった。

土鍋のジルを再沸騰させたら、別鍋でちょっと固めに茹でた中華麺を投入。アクを取りながらひと煮立ちさせたら火を止めて、ちょいと小ねぎを散らしてできあがり。これをつけだれの残りに絡めていただく。嗚呼……至福。麺の熱で、パンダちゃん小鉢に固まってた脂がじんわり溶け出して、たれと絡み合いながら喉を通っていくのがたまらなくおいしい!これ、普通に茹でた麺にこのたれ絡めるだけでも、けっこうな満足感が味わえるんじゃ……いやいや、やはりこれはラム肉から出た脂あってこその味なのかな。でもそのうち、麺だけ茹でてこのたれつけて食べ始める気がするわ。

焼肉編同様、〆までおいしくいただけて大満足。ぽかぽかにあったまったなー。ごちそうさまでした。


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先日牙突零式をキめた保護ねこちゃん、その後も元気にマイペースに過ごしてくれています。いっそ名前を斉藤一にしてやろうかとも思いましたが、それだと本当に牙突を極めてしまいそうなのでやめました。

先住ねこたちは、身体的特徴(柄)を名前の一部に使って命名しているので、お揃いっぽい名前がいいなぁと思っていました。お腹真っ白だから白子(しらこ)、目もしっぽもまん丸だからまる子、といった名前が浮かんだところで親友に相談したところ、「ワカナのネーミングセンスってwww」と盛大に草生やしてるLINEが送られてきまして。その後「白と丸なら真珠だから、珠子(たまこ)ってのはどーよ」というLINEが来たので即決しました。ということで我が家の新たな一員、珠子をどうぞよろしくお願いいたします。でもnoteでの通称はもののけ姫にしようと思ってます。


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ちなみに、アイコンにもしてる横綱(ダイナマイトバディ)は「しまじろう」(推定13歳・オス)


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今まで我が家の紅一点だった女帝(恐ろしく気位が高い)は「虎子」(7歳・メス)


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珠子と全く同じ柄の暴れん坊将軍(とにかくよく走る)は「きじたろう」(3歳・オス)


なんか今さら感モロ出しですけど、我が家のおねこ様紹介でした。

いただいたサポートは、外で暮らすねこさんたちの生活が少しでもよきものとなるよう、関係団体に送らせていただきます。