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「趣味がほしい」で悩んでいるあなたへ。

休日なにしてます?趣味は?


みたいな質問への回答に困る問題、ありませんか。
社会人1〜5年目くらいのみなさん。

趣味といえる趣味がなくて悩んでいる方、いませんか。

なにを隠そうわたしがそうでした。
このnoteは、そんな方々に趣味の見つけ方をお伝えするもの、

ではありません(笑)
やっぱりそういうので悩んでる人多いよね!?そうだよね!?という共感をしてもらえたらいいっていうことと、
わたしなりのこの悩みへの向き合い方を綴ったものです。

そもそも趣味ってなんでしょう?
辞書的な意味だと、「専門としてでなく、楽しみとして愛好する事柄」だとか「仕事・職業としてでなく、個人が楽しみとしてしている事柄」って出てきます。
まあ仕事のない日に楽しみとしてやってることでしょう。

じゃあ社会人になるまでの、わたしの趣味ってなんだったんだを考えると、
辞書的な意味における「趣味」はありませんでした。
ただ、

私の人生を充実させてくれるもの、豊かにしてくれるもの、夢中になれるもの、としての「趣味」

で考えると、

それは、テニスでした。


プロのカメラマンさんに撮っていただいた数少ない写真。普通に恥ずかしいけど載せてみる。

テニスのつながりで出会った両親のもとに生まれ、
物心ついたときにはテニスラケットをもって、気がついた時にはテニスコートにいた人生でした。
小学校2年生になるとテニススクールに通い、毎週土日は父親とテニスコートを借りて練習しました。土日に友人と遊んだ記憶はほとんどありません。レンタルコートの申込書の控えが入ったファイルがとんでもない分厚さになっていたのを覚えています。
高校では、放課後は17時ごろまで学校の部活動としてテニスの練習、テニススクールに移動して21時まで練習。さらにそこから塾の自習室に移動し、22時半まで勉強する。そんな生活を送っていました。
大学では体育会庭球部に所属。早稲田の庭球部は、ご存知の方はよくご存知だと思いますが、団体戦の全国大会である「王座」13連覇を果たしたスーパー強豪です。
授業以外の時間はほとんどすべての時間を部活に費やし、部活のことで悩み、部活のことで喜ぶ。そんな学生生活でした。
もう、テニス一色の人生でした。

テニスはもう人生の、生活の一部になっていて、
好きでやっている、楽しくてやっている、という感覚ではありませんでした。
でも、それこそが自分にとっての「趣味」でした。

わたしにとって趣味とは、

多少の苦しみを伴ったとしても夢中になれて、打ち込めて、自分の人生にもっと広がりだとか豊かさだとかをもたらせてくれるもの、

なんです。

で、ですよ。
社会人になって、テニスも引退して、そういう「趣味」がぽっっっっかりなくなったんです。
周りから、テニスやらないの?って言われます。
でも社会人のテニスって、わかりやすい目標がなくて、ただシンプルに「楽しむ」テニスになるんですよね。(当然全国レディースだとか、草トーだとか、力を試す試合はあるんですけど)
そういうテニスは温度感がなんか違う。
そうなると、何か熱をもって取り組めるものっていうのになかなか出会えない。
そんな悩みがずーっとありました。

でもそういう悩み抱えている方、わたし以外にもたくさんいるんじゃないでしょうか。
それこそ、学生時代はサークルをやっていたけど、それがなくなって今やりたいことがない、とか。
土日の過ごし方がわからない、とか。
少なくともわたしの周りの友だちとの間では「趣味が欲しい」ということばをよく聞きます。
んでもって、趣味をたのしんでいる人たちが、めっちゃキラキラしてみえるんです。
最近周りで多いのだと、サーフィン、スノボー、筋トレ、バイク、自転車、ランニングとかでしょうか。

「趣味がほしい」と思うなか、昨年わたしはいろんな休日の過ごし方をしてきました。
自転車(ママチャリ)で新宿まで片道23kmをただ用もなく往復してみたり、自転車でディズニーに行ってみたり、自転車で柏方面までひたすらサイクリングしたり。

これはわたしの自転車漕ぎ癖に由来しています
下記記事でもわたしは自転車大爆走してましたがこのときがきっかけです

ビキニ焼けしてみたい!って真夏に日焼け止めひとつ塗らずにプールと海に行ったり。
挑戦したこともない、ランニングの習慣もないのに勢いでフルマラソンに挑戦してみたり。
憧れのミラーレス一眼カメラを買ってみたり。


あとは旅行に行きまくってました。
青春18きっぷで大阪まで行ってから、四国一周する旅、
ハイエースで行く福島の磐梯吾妻スカイライン、
金曜仕事終わりに出発し、土日だけでめぐる東北一周旅、
人生初の鈴鹿8耐、
フルマラソンとセットでしたが、フルマラソン前にはわたしが愛してやまないやまなみハイウェイと大分の混浴トライ旅。


ペーパーのわたし、磐梯吾妻スカイラインのヘアピンカーブがうまく曲がれずテンションダウン
山形の三峯神社
いつだって元気をくれるあんみつ姫(博多行ったら全員行って欲しい)

まあそんなこんなで、趣味はないと言うくせに、土日はなにかといろんなことをした一年でした。

そんな一年を経た今、わたしの趣味って結局なんなんだろう、
旅行?
サイクリング?
でも最近は別にめちゃくちゃ旅行に行きたいかっていわれるとそうでもなかったり、Googleマップ開くたびにわくわくしていた去年に比べればそうでもないしなあ、とかそんな感じなんです。
興味のベクトルってめちゃくちゃ変わったりしませんか?
いやわたしが飽きっぽいだけかしら。

そんなわたしの「趣味」って、結局、

とにかくわくわくすることを探すこと


で、いいんじゃないかと着地しました。最近。
なんなら今日。

「趣味」ってきくとどうしても継続的なものじゃないといけないとか、コミュニティに属してるものこそ趣味だとか、そんなイメージ持ってしまうと思うんですけど。
わたしはわたしで、最初に定義づけていた、
多少の苦しみを伴ったとしても夢中になれて、打ち込めて、自分の人生にもっと広がりだとか豊かさだとかをもたらせてくれるもの、
こそが趣味だと思っていましたが。

別に趣味なんてどんなかたちでもよくて、

休日を楽しく過ごせりゃいいんです。
休日の過ごし方なんて決まりきってなくていいんです。


自分のやりたいこととか楽しいこととか、なんかわくわくが湧き出て楽しみで仕方ないみたいなことができればそれで満点なんです。
そうやっていろんな「趣味」のかたちを探して、
実際にやってみて、
を繰り返していく中で、何か自分が熱をもてるようなものに出会えたら、それはそれで「趣味」として取り入れればいいし。
こうでなきゃいけない、は無くていいんだ、って気づきました。
今の自分が何をしたいか、何を求めているか、
どういうわくわくを求めているか、いないのか、
やすらぎが欲しいのか、じゃあどういうやすらぎがベストか、
そんなことを考える時間がわたしにとってすごく幸せだなって最近思います。

わたしは最近、noteを書いている時間がすごく楽しいです。
みなさんからスキがもらえるのも、フォローしてもらえるのも、コメントいただけるのも、素直に嬉しいです。
読んでくれた方、スキしてくださった方はどこにひっかかってくださったんだろうって考えるのも楽しいです。
こんな話があっちゃこっちゃいくわたしの文章にお付き合いくださりありがとうございます!!
noteは今のわたしにとって、ひとつの趣味になりつつあります。


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