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青春時代の宝物の記憶に、まだ恋してる。

こんばんは。私です。

前回の投稿に反応くださった方、ありがとうございます。心救われています。

前回の内容は、精神疾患のエピソードに触れつつ重い内容になってしまったかな?と思っています。気を重くさせてしまったのなら、ごめんなさい。

今回は、noteを始めるきっかけになった元彼の話をします。
その元彼というのは、人生初の彼氏でもありながら、その方としかお付き合いしたことがないという現在で唯一の元彼です。

始まりは、中学3年生の9月でした。2学期が始まり、1発目の席替えで隣になったのが元彼でした。
当時の私は、クラスの中心人物だったような気がします。男の子の友達ともよく話していて、ふざけあったり。女の子の友達も多く、充実していました。

席替えした当初は、元彼の存在感になんの印象もなく、こいつか〜って程度でした。
しかし、私はよく人とコミュニケーションを取るタイプだったので元彼とも積極的に話していました。

徐々に仲良くなっていく過程。居眠りしている彼の寝顔。LINEを交換したり。そして、彼が見せる笑顔に徐々にときめきを感じるようになりました。

お互い、好意があると確信できる頃には学校が終わると公園で会っていました。
門限を過ぎても、彼と居たくて親に言い訳なんかもしたり。

そして、1ヶ月経つ頃には"まだ、告白されないの?"と私が痺れを切らしていたことを彼の友達が察知して、秋の夜、公園で告白をしてもらえました。

そこからは、キラキラでした。
学校が終われば、一緒に帰ったり。プリクラを撮りにショッピングモールに遊びに行ったり。自分の家と彼氏の家を行き来して、ゲームで遊んだり。一緒に昼寝したり。プレゼント交換、バレンタインも過ごしました。

彼は、可愛くて、犬みたいで。
甘え上手で、おふざけなところもありました。
人の悪口も言わないし、等身大の私を受け止めてくれていました。

それでも、時には、喧嘩がありました。
男子と話してれば嫉妬しまくる彼に呆れる私。「こんなんじゃ、高校生になったらどうするの?」と、中学生でありながら私は現実的でした。そんな彼もまた、幼かったんでしょう。私が当時推していたアイドルにまで嫉妬したり。今思えば、笑えちゃうな。

そして、そんな幼い彼にとうとう私は無神経な発言をしてしまうこととなりました。

「どうせ、別れるんだろうし、こんなことで怒らなくて良くない?」

そう言ってしまったのです。

その言葉に彼氏は、当然怒ります。
今思えば、その発言は相当無神経で恋人を傷付けてしまう言葉だったと思っています。

その時の私は、強がりで男勝りな女の子で。
"こんな喧嘩、気にすることない。"というようなニュアンスで軽はずみに言ってしまったのだと。

そんなこんなで、高校1年生の6月に彼と別れることになりました。幼い彼に呆れてしまい、振ったのです。

それから、私は女子校で楽しむ毎日でした。
高校生活を送る中でも、元彼の話を友達から聞くことはありましたがそんなに気にしてなかったんです。「私ちゃんは、特別。って今でも言ってるらしいよ。」と友達から聞かされたこともあります。その話を聞いても、あいつ女々しいな!とか思ってたんです。

そして、私はコロナ禍をきっかけに精神疾患に。
次に元彼と会ったのは、そのコロナ禍だったのです。
久しぶりに会った元カノの姿は、想像するよりも細く元気がなく変わり果てていたのではないかと思います。

その時は、映画を観たり。ご飯を食べたり。私の症状に合わせて、鍋を選んでくれたり。これも彼の優しさだったと思います。
私が病気のことを話しても、彼なりの優しさで慰めてくれました。
「太っても痩せても、私ちゃんには変わりないよ。」と。

そして、大学を復学する前にもインスタグラムをきっかけに会うことになるんです。
その時も、公園で長い時間2人で話していました。

その時に彼は「私ちゃんは、やっぱり特別だな。」とか言ってくれて。
病気である私には、その言葉は嬉しくて嬉しくて。
やっぱり彼しか、受け止めてくれないと思いました。今思えば、受け止めてくれれば誰でも良かったんじゃないかと思っています。

そんな彼は当時、夜職を始めていたんです。
学校に通いながら、夜職の毎日。それでも寝る間を惜しんで、私と会ってくれていたんです。

それでも、夜職をしている彼はやっぱり中学生の頃の彼ではなかった。
私が勢いで「やっぱり、好きかも。」と言っても、「夜職をしてなかったら、俺も好きだったかも。」と。その時は、なにこれ営業されてたの?とか思ったり。


その時の彼の気持ちは、今でも分かりません。
ただ、一つ言えるのはお互い居場所が欲しかったんじゃないかと。

純粋に、何も考えずに、お互いを好きでいたあの時間。お互い初めての恋人。初体験のことばかりで、新鮮で美しくて綺麗で儚くて。そんなあの時の気持ちに、場所に、自分に、戻りたかったのではないかと今では思います。

青春を駆け上がっていたあの当時の空間が、恋しかったんだなと思います。私も彼も。

その記憶は、やっぱり美しくて儚くて唯一無二で宝物で。私にとっても彼にとっても、大切な記憶なんだと思います。ただ、戻れない。あの時には、もう2度と。それを彼は、私よりも一足先に気付いたのだと思います。

私は、その記憶にまた恋をしているのに。

この気持ちを彼に伝えたくても、会おうにも話そうにも連絡したくても、もうできないんです。

彼は夜職で成功しています。
彼の宣材写真が載っているトラックを、度々見かけるんです。

もう、私は彼に関わることはできないと思っています。
ある意味、別世界の人だと。
連絡しないほうが、彼のためなんです。

この気持ちを、知ってほしいというただの傲慢な自分を押し殺せばいいのか。ここ最近、ずっと考えています。ただ、聞いてほしさ故に彼と話したいだけなのか。まだまだ、私は未熟なんだろうと。


青春時代の宝物の記憶に、まだ恋してる。





ここまで読んでくださって、ありがとうございます。
今回は、恋愛の雑談のような自己満の投稿のような。

きっと、この投稿を彼が知ることはないだろうからせめて、吐き出させてほしいと思い、投稿しました。

皆さんは、宝物のような記憶ありますか?

ぜひ、反応やコメントお待ちしております。

またここで会いましょうね。


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