やってはいけないストレッチ アキレス腱断裂

結論からいうと、運動前の静的ストレッチは絶対しない様に。

<ダメな理由>
1、筋/靭帯/腱断裂の確率を上げる
2、筋力を低下させる

1は筋/靭帯/腱をストレッチすることで小さな亀裂が入ることあり、その後の運動で瞬間的な大きな力が加わると、小さな亀裂から断裂することがよく起こるとのこと。運動前はストレッチではなく血流を上げることに重点をおくウォームアップがいい。
特にダメなのが静的ストレッチ。ジワーとアキレス腱を伸ばして60秒。これがダメ。
やるなら、1、2、3ってって小刻みに揺さぶる程度かラジオ体操の様な動きのある準備体操が理想だそうです。

2の筋力低下は、ストレッチによって筋力が伸ばされた状態が続くと元に戻ろうとする力(収縮)が弱まります。
筋力とは収縮することで力を発揮するので、収縮力が弱まるということは、筋力が低下するということ、パフォーマンスが低下するということです。

特にアキレス腱は断裂の可能性が高まりますので絶対しない方がいいですよ。

私がアキレス腱を断裂した理由がまさしく運動前の入念な静的ストレッチでした。
絶対怪我をしない様にと30分以上かけてストレッチをして、いざフットサルのゲームがスタート。(親子サッカー教室)
開始1分、浮き球をジャンプしてヘディングで競って着地した瞬間に「ドスン」。
誰かに右足のかかとを蹴られた感じがするも、誰もいない。
その瞬間、「あーやってもうた。アキレス腱断裂や〜」
ケンケンでコートの外まで行き、妻の運転で病院へ。
その時、コーチがビニールに入れた氷を持ってきてくれ患部を冷やす様にと。
病院への道中、急に吐き気が。
患部を冷やしていた氷を捨てると吐き気がおさまった。

あれだけ入念にアキレス腱もふくらはぎ もストレッチしたのに何故断裂したのかな?と詳しく調べていくと、1990年頃までは運動前のストレッチは怪我防止、パフォーマンスアップに為に有効という考えが主流だったけど、その後運動前のストレッチは怪我を誘発しパフォーマンスも低下させるという考えが主流になってきたみたい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?