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あげる

「あげる」
という日本語
たくさんの意味をもちます・・・
そして
日本語を勉強する外国人には
「強敵」

例をあげる
一時的に引あげる
勝利のおたけび声をあげる
生活様式をあげる
首をあげる
知らせてあげる
手紙をあげる
つくりあげる

用例をかきあげると
きりがありません
まさしく「お手あげ」です。

あげるの日本語としての意味は
物理的に低い位置から高い位置への垂直方向の移動です。

その動的な役割から
「勢い・価値・程度」などを上昇させることや

物事を始点から終点へ移動させ仕上げる行為。

お供えを(高い所に載せて)低い位置の自分から
神仏へ渡す行為

神仏への行為から転嫁して敬語としての用法

低い位置から高い位置への移動によって
多くの人に認知できるように行うこと。

またその事物を取り出す行為本体

熱い油の中で熱してとりだし
食べられるようにする行為まで・・・

この「あげる」
という言葉を正確に理解する外国人は
「日本語をかなり習熟している。」

という尺度になるわけです。

基本的に他動詞ですが・・・

勢いなどのように・・・
助力や反動によって
自律的に行為が継続される
自動詞的用法も兼ね備え・・・

「わけわかめ」なカオスとなります。

事物を誰かに引き渡す行為も
「あげる」の代表的な用例です

低い位置からの移動は
「自分の手元から相手の範囲への移動」
という譲渡の概念も抱合し・・・

誰かに何かを引き渡す行為の体表的な表現として
「あげる」の使用例が一番多くなるのは

語調が単純で発音が簡易・・・
そういう特性と無縁ではないのでしょう。

そして・・・あげるなので・・・

好字的用法がほとんどです。
忌字的な
「あげる」は本当にムズカシいけれど

強いていえば

接頭辞に
「して」を加えると
「してあげる」

この言葉には
「自発的な意味」とともに

「お節介な意図」
「余計なお世話」
が含まれて・・・すべて
吉祥字的な意味合いが主体ではなくなります。
そして自発性が重要です・・・

誰かに強制されると・・・
完ぺきにパワハラ・・・

なぜ・・・「あげる」取り上げたのか

とある県知事の証人尋問を見て・・・
本当はもう見たくないけれど
あえて「ミテあげたら・・・」

もう噴飯もの・・・
「男をあげる」の反対ばかり

「批判や反論をここまでいい訳して・・・」

知人・友人・親兄弟・親戚
「ご心配されているのでは?」
と可哀そうに思えてきました。

「簡単に認められない事情」
があるのはわかるような・・・
判りたくないけれど・・・

「権力者へカニ※を渡す」の
漁協の大人の事情です・・・

※カニとカネは現代では
ほぼ同義語かもしれません
収賄が成立する金額のカニも
存在します。

売ったらそれなりの値段になる品物を
「無償譲渡」するのは・・・
「政治献金」と同じ
「無償奉仕ではない自己利益の拡大」という
意図はまったくないとは言い切れるでしょうか?

「自転車は貰ったのではなく借りていただけ」

そんな「ジャイアンでもつかないようないい訳」
世間の大人が納得するなら
「警察はいらない」

ほんとうにお手あげです。

法律違反行為を・・・世間に印象付けると


「とある検察庁」方面の役所は
「社会正義の維持・強化」の徳目で
 
「知事をあげる=検挙する」可能性まで・・・

パワハラが身体的・精神的に傷害を与えたなら
「障害罪」も成立する・・・それは無理筋ですが

「ウソしか書いていない
(という意味で誹謗中傷と言っている)」と公言した文章に

「本当の事が含まれていた」
というのは
法律論以前に「道徳的に問題」
が大きくなります。

「同義的責任という意味がわからない」


このいい訳で完全に
「おとこをさげた」
この知事を大人として尊敬しなさいと
子供には絶対に言えない
「大人として言ってはいけない発言」
までして・・・

「彼は一体なにをどうしたいのか?」
もう兵庫県民はあきれて・・・
途方に暮れているのでしょう。

オオカミ少年やジャイアンのしないような
いい訳・・・

のび太もつかないような・・・ウソ

スネ夫も真っ青になる・・・詭弁

「精神的な自律性が崩壊している」
ように見えてなりません。

知事のご家族の方は心労が重なり
参っているかもしれませんが・・・

知事本人や家族が・・・
良からぬ発想にとりつかれ
もしものことが起きないように

テレビやマスコミはそろそろ自重すべきです。

これ以上・・・
3人の自死が確認されている騒動を
「話題にあげる」のは・・・よくない。

仕上げるのは・・・
知事を推挙した勢力と県民にまかせて
部外者はそーっとフェイドアウトで
「消えてあげる」べきだと感じます。

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