見出し画像

チキングへようこそ

小生が出会ったジブチ人は
1 銀行のマネージャー
2 ホームセンターの営業担当者
3 自動車ディーラーの事務員
4 ホテルの営業担当者
5 スーパーのレジ係
6 警備員
7 クリーニング店員
8 営繕従業員
9 ビデオ貸出係
ほか様々

彼らは母国語※と英語を流暢に話す。そして驚くべきことに流暢な日本語を話す者もいる。

※フランス語とアファール族orイッサ族両方の言語


この国唯一のショッピングモールに
出店するKFCに似たチキンのお店
【チキング】では
相手が中国人か日本人なのかを即座に判別する。

「いらっしゃい、今日は何食べるの?」
「辛い方辛くない方?」
「食べてく?それとも持って帰る?」

と実にフレンドリーな日本語で話しかけてくる。

はじめは一人の店員だけが
日本語を話すのだと思っていた。

ある日
艦艇乗組の海自隊員が
いつものお姉さんとは別の店員と
日本語を話す場面に出くわした。

20分ほど経過し・・・
「出来たよー!」
と隊員を呼び出し
「また来てね!」
と笑顔で送りだした。


自衛隊員が
【この店をひいきにしない理由】
が思い浮かばない。

自衛隊が海外に唯一確保した拠点が
東アフリカにある理由は
多くの日本国民が知っている。


しかし・・・
自衛官がアフリカで何をしているのか?
ほとんどの日本人は知らない。

しかし・・・ショッピングモールに
始終たむろしてはいない。

あくまでも仕事の後の外出や
昼休憩の時間に立ち寄っている。

そんなに頻繁※に利用していないのに・・・


 ※日本の艦艇乗組員がジブチで外出できるのは
  月に数回だけ・・・

ジブチ人・・・
アフリカ人の語学力は凄まじい。


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?