ナマケモノ

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放射線治療技師をしています。Twitterでは放射線治療技術セミナー情報等をつぶやいていますので、よろしければそちらもどうぞ。https://twitter.com/rt_mp_

最近の記事

「放射線技師ではなく医学物理士として働こうとした時のメリット・デメリット」(私見)

平素より大変お世話になっております。普段からなまけているナマケモノです。 今回は、放射線技師免許を持っている人が「放射線技師ではなく、医学物理士として働こうとした時のメリット・デメリット」について、個人的に思っていることをお話させていただこうと思います。また、今回もわかりやすく医学物理士は「(技師雇用の物理士有資格者でなく)医学物理士として雇用され、病院で放射線治療業務に携わる場合」という想定でお話していきます。 重ねてですが、以下のメリット・デメリットはあくまで私が考え

    • 「診療放射線技師の転職」について個人的に思うこと

      お疲れ様です。今回は「診療放射線技師の転職」に関して、私が思っていることについて簡単にお話させていただきます。 皆さんは転職を意識したことがあるでしょうか? 私はかなり身近に考えています。理由としては「転職を意識・対策しておくことはリスク管理になる」と考えているからです。その時点で転職する気が全くなくても、何かあってその職場で働き続けられない・働き続けたくない状況になる可能性を考慮し常に意識するようにしています。また、転職対策をしておくことは、より条件の良い職場への異動(い

      • 「優秀な医学物理士とは」について個人的に思うこと

        お疲れ様です。今回は「優秀な医学物理士とはどういった人だろう?」ということについて、私の個人的な意見を書いていきたいと思います。 一口に医学物理士と言っても、病院に医療職として勤務する人、大学医局に教員職として在籍する人、放射線技師養成校で学生教育を行っている人、研究施設で働いている人、メーカーに勤めている人、放射線治療業界以外で働いている人…などなど様々な人がいると思います。 今回は、病院に医療職として勤務し、「放射線治療における専ら品質管理を担当する者」として臨床業務に

        • 診療放射線技師の大学院進学について私が思うこと

          お疲れ様です。前回の投稿からだいぶ期間が空いてしまいました(汗 今回は診療放射線技師の大学院進学について、個人的に考えていることをお話させていただきます。 基本的に私の考えは「行く必要がある人は行けばいいし、必要がない人は行かなくてよい」になります。当たり前ですが笑 では、どんな時に必要があるかですが、私は「将来を考えた時に、自分のなりたいもの・やりたい事に学位が必要か」だと思っています。 例えば、研究職や教育職を目指す人は、ほとんどの場合に学位が必要だと思います。そのほか

        「放射線技師ではなく医学物理士として働こうとした時のメリット・デメリット」(私見)

          放射線治療に関連する認定資格の受験資格について(これから目指す診療放射線技師向け)

          前回、認定資格の話をしたので、ついでに今回は私がメインで従事している放射線治療に関する認定資格の話をさせて頂きたいと思います。 ※以下の情報はすべて投稿時(2023年3月現在)のものです。最新の情報はホームページ等で確認いただいた方がよいと思います。 診療放射線技師が放射線治療関連で取得しようと思った時に挙げられる認定資格には、以下の4つがあるかと思います。 ・放射線治療専門放射線技師(日本放射線治療専門放射線技師認定機構) ・医学物理士(医学物理士認定機構) ・放射線治療

          放射線治療に関連する認定資格の受験資格について(これから目指す診療放射線技師向け)

          診療放射線技師における認定資格や資格手当について私が思うこと

          今回は認定資格や、その資格手当について、私の考えていることをお話したいと思います。 私の周りだけかもしれませんが、「せっかく認定資格を取得したのに、資格手当がないのはおかしい!」といった話を時々聞きます。 確かに、認定資格を取得したという事は一定以上の知識・技術を身につけたという事ですし、そこに至るまでに労力や時間、お金をかけた訳ですから、資格手当を付けて欲しいという気持ちも理解できます。ただ、個人的には「認定資格取得者に無条件で資格手当を付与する」には否定的です。 例

          診療放射線技師における認定資格や資格手当について私が思うこと

          臨床で働く診療放射線技師が研究をする意味について私が思うこと

          今回は診療放射線技師が研究をする意味について、私が考えている事をお話します。タイトルに「臨床で働く」と付けたのは、教員職や研究職の方(目指す人も含む)は基本的に研究する必要性があると思いますので、今回は臨床で働く技師をメインの話としました。 まず、意味のあるなしは「何をもって意味があるとするか」によって変わります。例えば、臨床で働く診療放射線技師が研究をすることがお金になるか、だけを考えるとほとんど意味がない(労力に対してかなりコスパが悪い)と思います。 それでも、私自身

          臨床で働く診療放射線技師が研究をする意味について私が思うこと

          診療放射線技師は医学物理士を取得すると給料が上がるのか?

          初noteです。何か不適切な点があっても、多少は大目に見ていただけると助かります。ヤバいミスがあったら指摘してください。 テーマは「診療放射線技師は医学物理士を取得すると給料が上がるのか?」です。結論から申しますと「これを明らかにすることを目的として行われた調査はない(少なくとも私は知らない)」ため、はっきりとしたことは分かりません(汗)。ただ、診療放射線技師や医学物理士を対象とした給与に関する調査はいくつか実施・公開されていますので、それらを基になんとなーくの話をしたいと

          診療放射線技師は医学物理士を取得すると給料が上がるのか?