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あの時は皆んな必死だった

旦那さん 敗血症のお話です
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「あれからもう2年経ったのかぁー!早いなぁ。。」と言う感情が1番先にやってくる出来事は、noteを書いているこの現在から2年前に起きた。

今から2年前と言えば、コロナ真っ只中。今の様に気軽に外出なんて出来る場合じゃなかったあの頃。

受けるも受けないのも自由とは言え、受けざるを得なくて夫婦でワクチンを受けた。迷ったけど、2人とも3回まで打った。
我が家は2人とも病気持ちなので、コロナにかかるのも怖かったけど、ワクチンの副反応も同じくらい怖かった。だってワクチンと言う名の訳わからないモノを体内に入れるのだから。

私の副反応は
*37℃台の熱が1〜2日続く。
*ワクチン打った場所の腕が赤く腫れあがり、痛い。
*だるい。
このくらいで済んだ。

旦那さんの副反応は
*39℃オーバーの熱が3日続く。
*だるい
意外にも感染した方から良く聞く、喉の痛みや咳などはなかった。
これらの症状が接種1回目から打つたびに出ていた。
明らかに旦那さんの方がコロナに対する耐性が弱かった。

3回目のワクチンを打ってから4ヶ月後、旦那さんがコロナにかかった。

あの頃はどこもそうだったけど、アルコール消毒に手洗いうがいと気をつけていたけど、旦那さんの会社でも感染者がすごくて、電車通勤だし、もうどこで感染したのか分からなかった。

すぐに部屋を隔離して、検査の予約を入れようと次の日、電話するも、ちょうど土曜日でやってる病院が救急しかない。しかも、この救急が全然電話が繋がらない。どうしようもないので、市内のコロナ対応総合電話センターみたいなところに電話をかけた。繋がるまで1時間くらいかかった。

電話が繋がると症状を聞かれて、救急にかけてくれと言ってきたけど、電話が繋がらない事を伝えると、家から比較的近い◯◯病院を紹介された。ここに午後電話してとの事だったので、午後電話すると、次の日の午後、検査をしてもらえる事になった。

初めての抗原検査


検査予約した病院に向かうと、その病院があることは知ってたけど、まだやってるの??と思う様な古めかしい個人の病院で、小さな駐車場にはコロナの検査待ちと思われる車が4〜5台待っていた。

私は運転席、旦那さんは後ろの席に座っていた。防護服を着た女医さんと看護師さんが車の外から検査してくれるシステム。車に乗ったまま、検査が受けられるのは、体がしんどい本人や家族にはかなり有難い。
抗原検査キットの反応が出るまで車の中で待機。結果を先生が車まで報告に来てくれた。

「陰性ですね。反応が出ていないので、こちらとしては陰性という結果になりますが、一応PCR検査を希望なら準備するのでこのままお待ちいただきますがどうしますか?」

「今までのこちらの病院で検査して来た方の感じから、抗原検査で陰性ならPCR検査やっても陰性の事が多いですが。それでもやりますか?」

とあまりPCR検査をやりたくないのかな??と言う感じで言われたけど、旦那さんの会社にも熱が出た後は病院でのPCR検査の結果を出さないと出勤出来ない状態だったので、

「PCR検査お願いします!」
と伝えて、そのまま車の中で待機していた。

すると先生が早足でやって来て
「先程の抗原検査の結果なんですが、少し気になったので置いておいたら、やっぱりうっすらと陽性反応出てますね!」

と、まさかの陰性からの陽性という結果に変わって、

「陽性なのでPCRはやらなくていいですね!」

と、PCR検査は速攻でキャンセルになり、解熱剤と、旦那さんは糖尿病があるので、ご年配の方と疾患?がある人にしか処方出来ないと言う、見るからに「毒」と言う感じのプラスチックの瓶形の容器に入った謎の赤いカプセルの薬を処方されて、自宅へ帰った。

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