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リアル医龍

私 原発性アルドステロン症のお話です
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リアル医龍

検査当日、手術室に入る前におちていないといけなかったらしい点滴が、針が血管壁に当たっていたせいで(前の記事を読んでね)

全然落ちてなくて、その事に看護師さんが、手術室入り20分前に気付き、めっちゃ早い速さで点滴を落としだした。


だけど、針が血管壁に当たっているのに、点滴を早く流しても血管に入っていかないから、針の刺さってる辺りがポッコリしてきて、流石の私も怖くなり、看護師さんに伝えたら、少し速度が遅くなった。

だけど遅くなった分、手術室に入る時間も30分位遅くなってしまった。

私はストレッチャーで運ばれながら手術室に向かうと、無愛想ながらも、めちゃくちゃテキパキした手術室チームの方達が待ち構えていて、点滴のせいで予定時間30分も遅くなってしまった事に、病棟看護師さん、めっちゃ叱られてた。

そして、昨日から嫌で嫌でトラウマになっていた点滴ルート確保。麻酔科医の先生に、血管壁に針が当たっているらしく、点滴が落ちにくいことを伝えると、こめかみに怒り💢マークが見え、

「これ、全然ダメですね。痛かったですよね。すみません。これ一回外しちゃいますね。私が刺し直します。」

と言って、昨日の病棟看護師、検査室の技師さん達が苦戦していたルート確保を1発でやってくれた!全然痛くない!!

ぶっちゃけ、この手術室での時間が1番安心した時間を過ごした。
先生や技師さん達は怖そうな雰囲気をかもしつつ、無駄なく、それぞれの役割をテキパキとこなし、わたしは感動した!これが

「医龍か!!」

と思うほど、ドラマではないが、本物の医龍チームを見た!!

カテーテル検査


カテーテルの検査は、右の太もものつけ根の血管からカテーテルと呼ばれる細い管を入れて、副腎の方へと向かってゆっくり進めて行った。

部分麻酔なので意識もしっかりある。
先生はモニターで確かめながら、造影剤を注入しながら、ゆっくりと進んでいく。それでも血管の向きとかで、どうしても先へ進めない場合は、検査出来ずに終わる事もあるみたいだったので、とにかく、無事に両方の副腎にたどり着いてくれる事を祈った。

途中、痛くなったら

「すみません。痛いです。」

と言うと、痛み止めを入れてくれて、少し休みながら、また進む。という繰り返しなのだが、びっくりしたのが、私の顔周りに全然人がいない事!何がどうなっているのか分からないけど、先生達はモニターを見ながら何やら進めて行って、近くにあるモニター室みたいな所に移動して画像見たりもしながら、時々、こちらに気がついて「大丈夫ですか?」と、声を掛けてくれる。

なので、痛い時も、一応叫んでみたけど、そんなに大声が出るわけでもないので、全然気づかれず、誰かこちらを向いた時にすぐに呼び止めるといった感じだった。

そんな感じで約4時間の検査が終了した。
怖くてほとんど目をつぶっている事が多かったけど、終わった後の片付けをしている時に目を開けて、看護師さん達のテキパキした様子を寝た状態で見ていたら、太ももあたりから血だらけのシート?布??何かわからないけど、片付けてるのが見えて、そんなに痛みは感じなかったけど、やっぱりかなり出血したんだなぁー!!と、終わってから大変な検査だった事を実感した。

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