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血管壁に

私 原発性アルドステロン症のお話です
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検査室に到着すると、検査技師さん達がイライラしながら私が来るのを待ち構えていて、急いで左腕からルート取りを始めた。

が、なんと言う事か!
検査室の技師さん達もルートが取れない。。そんな事ある??技師さん達、3人位、変わるがわるやってるのに、点滴の針が上手く刺せなくて、しまいには逆ギレして

「病棟に戻って、病棟で針刺して来てもらって!じゃないと検査出来ませんから!」

と言われて、なぜか私が怒られた感じになりながらも、病棟に戻り、内容を伝えると
病棟の看護師さん、憂鬱そうな顔でまたルート取りを始めた。憂鬱なのはこっちのほうだっつうの!

めちゃくちゃ血管痛いけど、何とかルートが確保され、急いで検査室に戻り、CTやって、病室に戻るともう夕暮れ時を過ぎる頃だった。

次の日の朝まで落とす予定の点滴があるので、ずっと点滴をしてる状態なんだけど、とにかく針を刺したところが痛くて痛くてたまらない。

看護師さんに伝えると
「あれ?血管壁に当たってるのかな?」

とか言って、針を抜くとまた刺さるか分からないからなのか、針を刺したまま、血管をまさぐる感じで血管壁から少し針を離すんだけど、それがまた痛い。。

この血管のまさぐり、採血の時もいろんな病院でたまにやられるんだけど、ホント嫌い。。
好きな人なんていないと思うけど、これだけはホント避けられるなら避けて通りたい。。

痛いのを我慢してるのに、そんなやり方だから、また針が血管壁に当たって、点滴も落ちないし、腕が浮腫んできちゃうし、とにかく痛い。。

痛すぎて、もう、危ないのは重々承知の上で、自分で少し針先の方の皮膚を反対側にほんの少しだけ引っ張ってみると、痛くない!これって、完璧、血管壁にまだ針当たってるじゃん!!と思いながらも、看護師さんにまた言ったところで変わらない事を悟った私は、ひたすら我慢する事に決めた。
意識の中で少し針を血管壁から離しているイメージトレーニングをしながら朝が来るのを待った。

痛くて痛くて全然眠むれなかった。。とっととカテーテルの検査して、一刻も早く家に帰りたかった。

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