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違いと比較

誰だって同じ人はどこにもいません。誰しも唯一無二の存在。

それが故に、人は人と比べてしまいがちです。

自分と違う人を見て比べては、優劣を競ったり、自分がその人よりいいと思ったり、または自分を蔑んでしまったり。


でも、人には違いがあるだけです。

つい、比べて競い合うことを、幼い頃からしてきたせいか、比較して優劣をつけてしまう傾向にあります。


例えば、Aさんは正しいけれど、Bさんは間違えているということについて。


確かに、正解がある算数の問題とかでは正しい、間違えという判定が出てしまうかもしれません。


でも、人の意見に正しい、間違えがあるのか?というと、見方を変えるとどちらも間違えではない場合があります。

正しくない、という見方もできるかもしれないけれど。
間違えではない、と主張できる考え方だってあるかもしれません。

「違う考え方だね。」
とお互いに歩み寄ったり、
相手を重んじることができれば。

「どちらが正しい」というより、
「ただ単に、違う考え方。」と捉えることができます。


また、背が高いとか低いとか、そういう言葉を使うと、どちらの方が高いとか低いとか比較の言葉になるけれど。

大まかな考えでまとめると、
「背の高さが違うね。」で済んでしまう。


どちらがどうだとか、だからどうなのかとか。
そんなことは些細なことにも思えます。

比較することで、自分が悪いとか嫌だとか、そんな風に思うよりも、
「人と違うだけなんだ。」
ということを認めるだけでいいのではないでしょうか。

例え、相手が「お前は◯◯だから。」と自分のことを蔑むようなことを言ってきたとしても、その人の言うことが正しいとか鵜呑みにして、「私ってダメなんだ。」と考える必要はないです。

それは相手の考え方であって、
あなたはそれを鵜呑みにして、
「自分をダメな人」
と認識しなくもいいのです。



「自分は自分、人は人。」
違っていて当たり前。

「自分と相手は違うんだ。」
そう思うだけで、いいです。


人と比べると辛くなることが出てきます。そういう時は
「比べるのではなく、違いを認めるだけでいい。」


そんな風に思います。

考え方を意識して変えていくと、自分を悪く思うことが減っていくと思います。

比較するより違うだけなんだと思う
ことで、自分自身が楽になれるのではないでしょうか。
























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