週刊少年ジャンプ2024年6・7合併号感想

前回のあらすじ。
今回は間に合うのか。見どころです。


ONE PIECE

 過去編から現在へ。記憶を読んでいる間だいぶあったんだ…。何度も言うけど、読者も登場人物もベガパンクへの印象が変わりまくっているのがすごい。
ONEPIECEは毎回毎回よくこんだけ気持ちよくぶっ倒せるヘイトキャラ出せるなってくらいのカスキャラが出せるな。対して、敵キャラだったはずの海軍にも、藤虎はもちろん、黄猿もなかなかメンタルやられてそうな板挟みで、味方側のメンタリティになりつつあるな。そして激アツのくま。サターンの能力も気になるところだけど、一旦気持ちよくぶっ飛ばしてくれ。

SAKAMOTO DAYS

 激化する展示会編。ORDERもスラーもめちゃ強いのはわかるけど、一般殺し屋が弱すぎるのか…?パワーバランスどうなってんだ。
 能力的には見知ったキャラ達が多いけど、それでもバトルに見応えがあるのは凄い。ORDER側に至ってはほぼステゴロばかりだからな…
 拙者、動きが見えすぎて逆にいらんところまで処理して攻撃を受けてしまうの好き侍。みんなもそう?

呪術廻戦

 日車の最期(?)日車好きなので寂しいけどイカしてるキャラクターすぎるな。五条VS宿儺の時もセンス抜群の観覧者だったけど、戦闘時も咄嗟のセンスが凄い。宿儺もそれを見てかなり昂っている様だけど、あっさり殺しちゃうんだ。その辺がそこらの戦闘狂とは違うところだな。羽虫がもがくのを楽しむタイプと強きものとの戦いを楽しむタイプの間?珍しい。
 そして、死後強まる念。日車の術式が呪具化したものとはあまり思いにくい(強すぎる)けど、術式を受け渡すというのは先のナナミンの呪具からも日車は発想があったのかな?虎杖の回想としても出ているし。ただ、これで終わりではないだろうから次週も楽しみ。

アオのハコ

 当たり前の様に夢佳とバスケをして、毎日練習して、朝練もして、その当たり前に執着しての今。当然、それがなくてもどうにかなるんだけど、執着したいという千夏ちゃんの気持ちが今に繋がっているのが熱い。そして、その当たり前の中にいつのまにか大喜も入っていて、それが最後のシュート、偶然にも一緒だった朝練のシュートにつながっている爽やかさが良かった。別々のスポーツで戦っているのに、同居というきっかけよりも体育館の繋がりで恋愛もスポーツもまとめ上げているのは凄い。

僕のヒーローアカデミア

 デクと弔の戦いも凄まじいことになってきたな。危機感知が奪われ、富士山が大ピンチ、OFAにも干渉しだして、止める術が無さすぎる。爆豪がAFOに勝っていたのが嘘の様。
 まあそれが弔の目的だからそれを言っちゃどうしようもないけど、この後の復興大変すぎるし、弔についてきた奴らも引いちゃうだろ。個性の解放とか無秩序とかそういう話じゃないもん。
え…ってなってる多分。

MASHLE

 アニメ絶賛放映中。2期放送記念ということで復刻。このギャグ感。シリアス感。マッスル感。MASHLEだぜ。基本的にはマッシュ君のおかげでシリアス感は全くないんだけど、要所要所決めるところでバシッと決めていくのは流石。マッシュ君が変わらず良い子であってくれて嬉しいです。

キルアオ

 ついにサーフィン本番。乙姫ちゃん側も不穏だし、海の様子も不安。まあ順当に海がシケて乙姫ちゃんが二重人格になった理由がわかるかな?流石に、青年誌にはならないと思うけど、ギリギリならないこともないのが不安ではある。(婉曲表現)
 そして激アツのノレンちゃん。どんどんキャラ崩壊していくのは好みなので良いです。

グリーングリーングリーンズ

 覚醒した主人公と追いすがるパワー君。なんか普通に良い雰囲気で忘れたけどそういえば主人公がカスグラブ使わせてたんだった…。
 主人公の特性が観察眼(?)と柔軟性だということがわかったわけだけど、地道だな…。プロでも通用する武器、凄い短期間で成長してない?展開上わかるけど、わかるのか…?
とにかく、パワー君が爽やかすぎて主人公が霞みそうすぎる良いやつ。パワー君の経済事情をぶっ壊しているが、大丈夫か?

アンデッドアンラック

 ジュリアちゃんとの親交を深めよう第一弾。最近、展開が早すぎて目が回りそう。まあ確かに、かつての仲間ともう一度揉めたらダルいので賢明かも。
 前回もそうだったけど、肝っ玉がでかくて、すでに見え隠れするリーダーシップが前世を思わせていて良い。あえて前世である事はまだ明かしていないのかな?多分そうだよね。しかし、能力もまだ発現していないし、ブラジルに行く羽目になっているし、どう言う展開になるのか読めなくて楽しみ。

首化粧

 約束のネバーランド原作、白井カイウ先生の読切。てっきり出水ぽすか先生とかと思ったけど。まあそんなこと言ったら西尾維新先生も暁月あきら先生とじゃないから、野暮かも。強いていうなら、ちゃんと作画の人もアピールしてあげて…
 ストーリー自体は題材は珍しいけど王道のミステリーチックなホラーチックな読み味。作画の浜田志紀先生の絵も作品の良さを高めていたと思う。そもそもが連載っぽい作り方ではないので今後に期待。

累々戦記

 友情を深め合う回。過去回想ではおばばともう1人いるけど、何者なのかな?青葉君を特別だと思って一線を引いていたというのは分かるけど、こういうのにしては展開早い気がする。やっぱり青春系で攻めていきたいのかな?最後は大きな組織から狙われる様子で引き。他作品を出してしまうのは申し訳ないけど、少し鵺の陰陽師に思ってしまうな。まあこれは最初の方にもっとダーク目な期待をしてしまっていた自分が悪いんだけど。次週からはまた違う読み味になると思うので楽しみ。

あかね噺

 

今週!忙しすぎ!!!!!!!!!月曜暇!!!!!!!!!わかるね!!!(遅れます)

あかね噺

 あかね、さらにパワーアップできるか。なんか、わかりやすい大会とか寸評会があるわけではないからあかねの実力が測りにくいけど、こういう作りなのは珍しいよね。
 あかねが早熟すぎることが一つ要因とは。前回から日常のあかねと落語のあかねが離れていることは言われていたから、それを近づけるのかしら。
 そして破門の件もどんどん進展。主人公不在でこれだけ進むのも珍しい。次回に期待。

鵺の陰陽師

 学郎くんの大ピンチ。まじで手落ちすぎるな。仕方ないのだろうけど。
 そして、かなりシリアスな展開だけどどこかコミカルさを残しているのが鵺の陰陽師本領発揮って感じ。妹ちゃんの心理描写とか、「は?誰に…」のくだりとか、なくても最悪話は進んでいけそうなのになんかキャラへの愛着も湧くし、変にリアルなんだよな。不思議な読み味だ…。

ウィッチウォッチ

 スイカゲームのパロディ回。ものすごい時事ネタだけど、ちゃんと篠原先生のアレンジが効いていて面白かった。普通にスイカゲームって言って良いんだ…。
 「これもうJALですよ」←このくらいのツッコミを小コマで済ませられるの凄くない?モリヒトの真面目さがモロに悪い方向に出ていて、なんだろう、子育てのターンになってから特にだけど親も完璧ではないという方向性に感じ始めている。
 最後のオチのアレンジも渋くて良い。ただパロディするだけに収まらないのが流石。今回は魔法回収なかったけど、なんか伏線になるのかしら。

僕とロボコ

 膝占い回。膝占い回???ますかた一真先生完全監修で笑った。どういう引っ張り方?今回はパロディというよりは膝にフォーカスした回だったのかな?だんだんと日常のロボコに戻りつつあって面白い。ごめん、ロボコ感想むずいー面白いんだけどねえ。

逃げ上手の若宮

 時行軍、辛くも?勝利。小次郎も時行も戦果あり。長尾との因縁も勝利し、鍛え上げた甲斐があった。今小次郎が何歳なのかわかんないけど、ものすごい豪傑に成長することを期待させるし、ワクワク感の演出が凄い。そして、前回射抜かれたかと思ったけどなんとか無事の時行。貞宗の方も何か親心のような不思議な立ち位置だ。
 年端も行かない少年が命をかけているのにこの爽やかさはなんなんだろう。流石の読み味。

カグラバチ

 展開早くていいんだけど、もう仲間全滅の雰囲気早くない?シャルちゃんは感情で治癒できるタイプか。やはり、王道だけど、みんな大好きな展開、心を許していないと悪役の望む結果は得られないあれだ。まあ当然チヒロが倒さないといけないんだけど、それはそれとしてだいぶ戦力削られてるけど残り戦力足りてる?別の意味で不安。とは言え、最後相対した時の緊張感は息をのんだ。次回にも期待したい。

夜桜さんちの大作戦

 VS長女。ずっとお兄ちゃんが生理的に嫌われている。実際、子どもの方が残酷なことあるからな…。
 糸がひゅるひゅるぬるぬるした感じって、技術が高いからこそ全部出ちゃうんだろうな…。
まだまだ全然恨んでいる太陽に変身しての合体技。二刃はまだまだ余力有りだけど長男の精神的疲労が大ダメージ。結果的に1人で乗り込むことになっているけど大丈夫かしら。あと、普通に1人で大人の男引っ張っているの凄すぎ。ムキムキか?

アスミカケル

 お嬢様言葉で拳を突き出して突進してくるの、面白すぎるな。ごめん。常に先輩ポジションを崩さなかった奈央ちゃんだけど、二兎くんからも良い刺激をもらって全てくらい尽くそうとしてるの、格闘技女子感あって強い。國崎娘は覚えてないのね。まあそうだと思ったけど、なんかこれまでより爽やかなヘイトに変わったからよかったな。
 来週はVS黒沼。割とあっさり乗り越えたなという気もしているが、実際の戦いでどうなるか。

暗号学園のいろは

 暗号ゲーム回なのであまり語れることもないが。
何気なく書かれているが、策を弄する以前にいろはがめちゃ生き残ってるの普通に凄くない?いつそんな力あったかしら。
 最後は因縁の決着も含めた大決着。暗号皇帝になるための最後の戦い。いかにして決着するのか。

魔々勇々

 新連載の中ではイチオシ。

 結構急激な展開に感情が揺さぶられる一話。クプトゥラも当然親を死に追いやった敵なのにもかかわらず、無力化するだけで殺さないと言うのがこの作品における勇者を端的に示しているようでよかった。今回は息子の命を引き換えに協力するという形で敵にも温情を感じられる敵だったけど、グリシャは徹底的に悪役で気持ちがいいくらい。流石に他の奴らと協力する動機は被っていないだろうけど、この後どう展開されていくかとても楽しみ。
 そして、ミネルヴァの英断。グリシャの思惑は以前つかめないままだけど、とにかくコルレオへの思いが重すぎて最高。ヒロインとのファーストキスもずらしてくるあたりが洒落てるなあと思うけどどうですか???

ツーオンアイス

 ついに邂逅するたっくん。これまで散々説明されてきた改革の壁を余裕で超えてくるあたり天才なのはよくわかった。これは完全に俺のせいだけど、NTRが無理すぎるんだよな。たっくんと練習してるときの人、完全にそうじゃん。もー。
 準馬、純粋すぎて、何かこう、怖いな次回。きぃちゃんのパートナーというだけでアンチされないか?不安だが期待。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?