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週刊少年ジャンプ2024年13号感想


前回のあらすじ。
今週は今のところ何も無いが、どうなる?!??!?


ONE PIECE

 混戦の中で敵味方入り混じり、壮観の戦いになってきている。カリブーはそういえばしらほしのことも知ってしまったわけだし、黒ひげが手に入れてしまうのかしら。
 前回からの巨人はもちろん、サウロなど最初から読んでいる人たちにとっては垂涎ものだろうな。俺はwiki知識しかないけど。ギア5状態のルフィが黄猿に血を吐かせているし、普通に強すぎる。前も言ったけどジャンプを読み始め、ONE PIECEを認識した時がちょうどインペルダウンあたりで、三大将にあんなに苦戦してたのに。
 そして今際の際に放送されるメッセージ、世界の秘密がどこまで明かされるのか。

ウィッチウォッチ

 まさかの文化祭漫才のその後が描かれる。何話前だ?こういうことをしてくれるから読み返したくなるし、毎回伏線を考えながら読んでしまうんだよな。M-1とかけたからアナザーストーリーでもかけてくるあたりニクい。
 相変わらずのモリヒトの優秀さで勝ち上がっていくのはもちろん、まさか子育てになったタイミングと時系列をかけてくるとは。相変わらず漫画作りの巧みさが凄い。

僕のヒーローアカデミア

 因子をぶつける戦い。しっかりと目に見えてわかるダメージが与えられていて一安心。呪術もそうだけど、最近ラスボス勝ち目なさすぎるもんな。
 記憶の交錯として背景にこれまでのヒロアカがフラッシュバックするのも熱い。もともとアメコミチックな部分を全面に押し出しているから、ただデクくん達の記憶、というだけじゃなくてヒロアカという作品自体を覗き込んでいるような、なんて言っていいかわからないけど。
 そして発目ちゃん、ラブラバ、エリちゃんとサブ人気キャラ達も大集結か。過去の記憶を辿っていく中で過去にデクくんが救ってきたキャラクターが一助となるのはアツい展開。楽しみ。

アオのハコ

 ついに針生VS猪股。ほぼ恋愛要素は無しだったけど、部活の瑞々しさにフォーカスが当たっていて良かった。3年生にはやっぱり3年生の葛藤があるし、千夏ちゃん自身もちょうどその艱難辛苦真っ只中だからこそ猪股くんも複雑な感情だろうな。
 誰も知らないけど針生先輩は今年で本当に最後みたいだしね。
 遂におよそ3年間目標であった先輩と同じ目線で戦っている様を見て、徐々に味方サイドのボルテージも上がっているのも熱い。どう決着するのかな。

SAKAMOTO DAYS

 ついに3vs3で役者は揃った。かと思いきや普通にクレーン車突撃させてきて笑った。磁力女、前にORDER倒しているとはいえそんな強いんかいみたいなことを書いたと思うけど、すみませんでした。
 シンくんの深掘りがあるかと思ったけど普通に進展、超能力が何故なくなったのかは未だ分からず、グリグリして治るタイプのやつじゃなさすぎるだろ。
 敵のスポーツのこだわりを見抜いて対処したのは普通に凄い。ハンドボールのルールとか知ってる???でも、無法されたからこそ逆に怖いんじゃないか…という心配。アカギの市川みたいなことです。

Dear Anemone

感想の前に、あんまりこういうこと言いたくないけど新連載2作品とも順位低い〜。あんまりすぐ下がりすぎて終わってしまっても僕は悲しいです。頑張って欲しい。

 だんだんと作品の根幹が見えてきて、読み方もわかってきたので面白かった。例の爆発によって種が異常な進化を遂げたが、もう一度進化をしたいわけね。協力と言うよりは、利害の一致に近いタイプの漫画は最近なかった気がするので楽しみ。パッと思いつくのは人造人間100とか?呪術も一応そうか?なんかあんまりそんな気はしないけど。
 今のところ善人、人類の味方である主人公は戦闘能力はほぼなくて、勇気がすごくあるタイプなのに対し人類の敵になりそうなアネモネの方に戦闘力が集中しているタイプなので、話作りが難しそうだが、今後の展開も楽しみ。基本的にはバケモノVSバケモノの大味なバトルになっていくのかな?

カグラバチ

 漣くんがさらりと仲間に。こういうテンポ感はやはりとても良いね。特に最近はテンポ感の速い漫画が多いけど、まあジャンプで腰据えてじっくりはもっと後だよなあ。
 炎骨も市に参戦か、と思っていたけどまさかの落札方面での調整とは思わなかった。漣家サイドも何か思惑が当然のようにあるようだし、まさかカグラバチでそういう頭脳、心理戦も含めた展開にしてくるとは思わなかったな。これは別に良し悪しとかではなくて、ストーリーの濃密さというよりはバトルの迫力や爽快感を全面に出した作品だとばかり思っていたので、ストーリーもこれから大注目だ。

逃げ上手の若宮

 激闘を終えて慰労会。相変わらず口が悪かったり、身分制度バチバチだったりと問題はあるのにだんだんと一つにまとまっていく様が手に取るようにわかって面白い。癖の強いキャラ達だったけどいつの間にか愛嬌すら感じ始めているのだから不思議だ。
 そして、足利軍に寝返った?真冬と対戦。ワンチャンスパイの可能性も捨てきれていなかったけど、ものすごい殺意でその辺は完全に消えたな。ぶん殴って目を覚まさせる気なのだろうけど、どうなるかな。そういえば、最近神力出ないね。もう枯れちゃったのかしら。

STRANGE LOVERS

 アオり文には本誌初掲載!って書いてあるけどあれ?めっちゃ絵柄に見覚えあるんだけど…?と思って調べたらやっぱり2022年に読み切り載ってるよね?ルリドラゴンが始まった時のやつ。あ、ルリドラゴンおめでとう。待ってます。
 読切じゃなくてショートという扱いだからそういう風になってるのかな?

 本編。作者の絵柄、特徴が大きく活かされていてギャグともなんともいえない読み味がとても面白かった。あんまりジャンプで連載が続くようなタイプの絵柄じゃないのだけ心配だけど、作品としてはとても好きだし、本当は本誌でも読みたいタイプ。ゲッサン?モーニング?わかんないけど。
 キャラクターにも愛嬌があって愛着が湧くし、ストーリーも読切の中でグッとくる部分もありつつ面白で締められるのも良かった。

僕とロボコ

 たまにあるガチホラー回。アニメは見ていないのだけれど、アニメでもやったのかな?お茶の間ビビりそう。最近はもう自社作品、他社作品関係なく強気にパロディできるのがロボコの凄いところになってきたな。しかもギャグ回でのパロディじゃなくてホラー回のパロディだし。
 ホラーの前振りで目がこっちを見ていたり、描き込みがあがったりと欲しい要素は十分に満載で面白かった。

夜桜さんちの大作戦

 ひふみVS長兄。ようやく兄の威厳を見せつけられるか。ひふみの開花のエネルギーは凄まじいものだということはわかっていたけど、それを開花の奥義だけでいなすのは流石。蛇の迫力もあって良かったし、蛇の悍ましさと対比するように兄の懐の深さが良かったね。全てを包み込む異常なまでの愛、包容力を開花の「無」と重ね合わせるのも良かった。春来までいくかと思ってたけど。
 ふたばの方も2回戦勃発。一と二がかなりシリアスな場面も緩めてくれているけど、特に一の方は事情を分かりつつも殺意マシだし、多少は敵の手の内もわかってくるのかな。敵版開花もこの前不発だったし、楽しみ。

超巡!超条先輩

 アネモネもそうだけど、いや低いなーーーーー沼駿先生ーーーー。左門くんの時もずっとタフに絶妙だったっけ、好きだけどなあ。

 本編。超条先輩にお友達がいて何よりです。余談だけど、ポケモンが好きでポケカをたまに集めているので価値の暴落はとても嬉しい。すぐ気楽に買えるようになってくれ…。
 血税でデッキ組んでる発言、好きすぎるな。ネットミームで年金でガチャ回すみたいなくだりあるけど、そんな感じなのかしら。 クセになってんだ、ショットガンシャッフル。カードを傷めるぜ?←ハンターハンターと遊戯王をコラボさせるセンス
 カードの内容でさりげなく前作、左門くんはサモナーを匂わせてきているのも最高。
 なんだかんだ最後は人情オチにしているのも前作との差別化があって良かった。

あかね噺

 前回、より親近感の湧くような手法で新たな技術を身につけたあかね。その先に見えた景色は会場がホームになって一体感が生まれた世界か。来週が二周年だそうだけど、既に読者はある程度あかねのことを知っていて愛着が湧いているわけで、作中の聴者と重ね合わさった気がする。
 知ってる人と知らない人、笑いたい人と笑わなくてもいい人では全然違うもんね。
 そして見えた新たな世界。真打のうららお姉様も妖艶さは違えどこんな感じだった気がするが、近づいてきているのかしら。

アンデッドアンラック

 遂に掴んだ、魂の片鱗。宇宙の成り立ちから始まって100回目のループみたいなあたりから初期よりだいぶ壮大なお話になってきたなと思ってはいたが、本当に壮大な話になってきたな。
 確かに、なんか勝手に敵はルールを司る存在だから無条件に能力を使役していると思っていたな。魂の件もここで使われるとは思わなかった。
 ループ後からだいぶ覚醒していると思った風子もまだまだ成長を残していたのか。魂を能力に使うってなかなか想像外の内容すぎるけど、どう展開されていくのか楽しみ。

キルアオ

“書きながら思ったけど、普通に幻獣組+暗殺者刺客回の可能性もあるな…。見られるとやばいからステルス戦闘回かもしれん。楽しみ。”

2024年11号感想

クリティカルヒットか?なんかすまねぇ。
 縛りがあるとはいえ、初めて主人公より格上の可能性がある強さのキャラが出てきた。まだまだ成長過程とはいえ、馬鹿にならないしバトルも見ごたえがある。正直、すごく野暮だがいかに警察と同じ権限を持っててもこんだけ日本で武器を振り回したらダメじゃない?まぁ相手は重火器を持っている可能性があるけどとはいえ基本こっちは逃げてるし…
 普通に対大狼メタ性能高すぎるせいで登校できないのは笑った(笑いどころではない)

魔々勇々

 新連載群の中ではイチオシ

 最近では珍しい修行編。鬼滅の刃 柱稽古編がアニメ化する時に何言ってるんだって話だけど。
 サディコのキャラデザも良くないか?スレンダーロリババアて。
 歴代の勇者と戦うというのも実はアツい展開。そういえばコルレオも勇者オタクだったね。神格化していた勇者像が今の素直なコルレオくんになっているのかな。前回まで争い合ってたのに勇者オタク同士わちゃわちゃなのも可愛い。
 戦闘の内容も気になるところが多々あったな。まず紋章術あったんだ。コルレオくん固有の紋章がピンチの時に発現する可能性もあるって、コト!?紋章も六字の紋章が出てきたの初?あんまり意識していなかったけど。戒名じゃないんだから。
 あと、371ページ、ポポロポがベッドで飛び跳ねるネット画像みたいなポーズしてるけど何?
 そして、ハロハロの魂はなぜか読み取れず。生きながらえているか、何かの依代にされているか、敵か味方か。たまらんぜ。

鵺の陰陽師

 遂に再びパワーアップの時。鵺さんの心遣いにしっかりと気がつく学郎はもちろん、鵺さんとの信頼関係もしっかりと築かれていて、学郎くんの人柄が応援しやすいのはもちろんしっかりとアツい展開になっていてよかった。
 怒りがトリガーになるというのも学郎くんの性格上枷になるかと思いきや、前回までに積み重ねてきた自分自身への無力さ、怒りがトリガーになるという流れも綺麗。
 強いていうならこれは俺のせいだけど、柱刀骸街「ゼノブレード」がXenobladeすぎるかも…。これは本当に俺のせい。普通にパロディだったりする?それならOK。

煽り飯

 ショート漫画。久しぶりの飯漫画だな。とはいえ、トリコと食戟のソーマ以来くらい?忘れてたらごめん。
 ご飯を食べるのを耐えて耐えて食べる、というスタイルの漫画はあったと思うけど、女子2人から煽られるというのは見たことなかったな。現実に即した飯漫画は画力的に大変なことが多いと思うけど、美味しそうに描けていて良かった。
 というか、こういういわゆる煽り系女子、言葉はアレだけどメスガキ系っていつこんな市民権を得たんだ?まあガキではないのでセーフなんだけど、元々の形からあんまりオープンにしにくい気持ちになってしまう。こういうのもジジイか?

グリーングリーングリーンズ

 遂に初コース。大ゴマの迫力がようやく本番のコースを打てるんだという期待感を表しているようで良いし、ゴルフの飛び方も気持ちがいい感じがして良かった。めちゃめちゃ新しい子も飛ばし屋だと評価してたけど、実際はどのくらい飛ぶグラブなんだろう。でも、こうして何回も言ってくれるから分からなくても実感として分かりやすい。
 流石にいきなり目標達成とはいかないか。それでも闘志は折れず、良いところだけ考えているのはとても良い。メンタルスポーツの節も絶対あるもんな。

ツーオンアイス

 拙いながらもペア技の成果をようやく見せる時が来た。試合じゃないとはいえ、ここまで成長するとは感慨深いね。もちろん、まだまだ未熟だけど誰かの心を少しでも動かすことができたというのは本当に凄いことだと思う。
 技の作画も気合入っていたし、迫力もあってとても良かった。
 主人公達の心境の変化も如実にわかりやすくてとても良い。

累々戦記

 敵の本丸と対峙。特にメガネくんの成長が著しすぎる。前回の襲撃時の意趣返しにもなっていてとても格好良かった。敵も、なかなかに悪いやつだけど腹に抱えていて非情になりきれないところも良いキャラクターだ。蒼葉くんのおそらく凄惨な過去についてはあまり深掘りがされていないけど暗い過去と前を向くまでのストーリーが紡がれることを期待したい。
 そして、まさかの兄登場。黒幕は兄貴かー、王道だけどアツい展開に期待。

以上!!!

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