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週刊少年ジャンプ2024年11号感想

前回のあらすじ(ではない)
微妙に治りました。
次は親族の不幸がありました。
厄年か?何者かが俺の感想を遅らせようとしている?魔々勇々まで書くのを目標に頑張る。(低い目標)


超巡!超条先輩(新連載)

 みんな大好き、左門くんはサモナーの沼駿先生の新作ギャグ漫画。左門くんはサモナー、この感想文でも随所で「他の作品を比較として出してしまうのは恐縮だが」という枕詞を多用するくらいには好きなので楽しみ。
 今回も、ちょうど良い温度感のギャグで最高。二代目火影ネタとか、マッチョ声かけとか、ロボコとはまた違う安堵感。今回はなんだかんだ既にアツいキャラで前作とは違うけど、しょぼ超能力面白そうで楽しみ。今はギャグ漫画一個しかなかったもんな…。
変換しにくいのが玉に瑕。

SAKAMOTO DAYS

 南雲くんの急襲。スラーの心臓を一突きした筈なのになぜか生きている。このパターンは心臓の位置が逆か角都(NARUTO)だが…?NARUTOの方だろうな。
 楽なところにやってきたのは磁力のやつと球技のやつ!ファンに叱られそうな呼び方でごめん。磁力のお姉さんは2度目の登場だし、ORDERを1人倒しているとは言ってもネタが割れているからそんなに強くないかと思っていたけど、なんなら坂本さんの後ろを取るしまだまだ底なしか。シンくんの不調は大丈夫なのかな。次週に期待。

呪術廻戦

 これが無限の剣製-アンリミテッドブレイドワークス-ですか…。ついに明かされる特級、乙骨の領域。前日譚となるGIGAでやっていた方は拝見していないのでわからないけど、剣モチーフの由来とかはそちらでわかるのかな?
 てっきり、夏油みたいにたくさんコピーをストックしているものとばかり思っていたけど、今のところは6,7個しか出てきていないよね。まあ漫画的な見栄えというのもあるのだろうけど。
 だいぶ高専側のフルパワーでボコっているのに宿儺はまだ底が見えないのがなんとも。どうやって倒せばいいの?マジで。

キルアオ

 新たな幻獣組。十文字獅堂。次はそろそろ暗殺者回かノレンの謎深掘りかと思ったけど幻獣組だったか。昨日の今日で次の刺客とはずいぶん足が早い。作品全体の序盤で暗殺者の組合がどうたらとややこしくなりそうだったので先に幻獣組掘ってくれるのは覚えやすくてありがたいかも。
 内容自体も、スポーツスポーツと続いてからの行政。もうだいぶスポーツ対決とかないだろと思っていたけど、こういうのもありならだいぶ幅広くなるな。悪即斬じゃん。
 捜査力、推理力、超法規的措置、すごい化け物だ…。中学生の範疇じゃなさすぎるし、暗殺者のアドをこういう形で潰してくるか…。書きながら思ったけど、普通に幻獣組+暗殺者刺客回の可能性もあるな…。見られるとやばいからステルス戦闘回かもしれん。楽しみ。

人と龍

 ヒロアカ休載につき読み切り。前回の読み切りとはまた違ったテイスト。前回の化け物もそうだけど今回の龍、蚤鬼の描き込みに迫力があってよかった。連載に耐えられるかどうかが心配なところだけど、やはり凄い。
 ストーリーとしても可愛い女の子が最後出てくるというちょっとした裏切りがあって良かった。
 キャラクターがジャンプにしてはだいぶ大人かなと思ったので、次は高校生とかそこら辺のお話も見てみたい。

アオのハコ

 いきなりのお隣さん。最初の方はまさか匡くんの三角関係が始まって主人公はくっついてるとは思わなかったな…。お隣のお母様に付き合って買い物することある???すごい関係性だ。強すぎる。
 だんだんと先輩との関係性もバレ始めている。そらそうよ。すごい背負ってたもん。言いなよもうの段階に入ってきたな、もどかしさが良いんだけどね。
 針生先輩の気持ちを汲んでより千夏ちゃんの気持ちも深く刻み込まれるし、匡くんは良いやつだし愛の言葉も言ってもらえるし、人生めっちゃ青春すぎて苦しくなってきた。良い意味で。俺はジジイになってきた気がするからこの感想文書いてんねんぞ。

ウィッチウォッチ

 前回のクリスマス回から大晦日編へ。お爺になる成長を促す薬をニコちゃんへという形で使ってきたのは痺れたね。
 急に普通にめちゃ強そうな魔法、アルカホリック。少年ジャンプなのに酒へのディテールが細かすぎる。自分は酒は飲まないのでアレだけど。カンシがずっといじられまくりキャラすぎるな…そろそろ爆発するぞ。最後は親子のハートフルで綺麗にまとめられていて良かった。

あかね噺

 ついに始まる練習の成果。四天王を捩じ伏せる程の技量を見せられるか。これまでは年齢に見合わない大立ち回りの落語家だったあかねが逆にとても親しみのあるキャラクターに変わっている様が良くわかって良かったし、いわゆる平場のキャラクターを出せるようになって父も見に来てくれるというのも効いている。
 やっぱり何事も技量だけじゃなく結局人なんだな。美味しんぼか?

アンデッドアンラック

 VS UMAビースト。毎回言っている気がするけど、ループを経験した風子の胆力が凄すぎる。第一話みたらひっくり返るんじゃないか?徐々に胆力が出てきて今では違和感を持たないのが凄い丁寧に作られている証拠なんだけど。
 既に風子はループのカラクリを看破している様子でこれからの謎解きパートも俄然楽しみ。
 太陽の時ジーナちゃんはだいぶ敵にクリティカルな能力だった気がするけど、ビーストに不壊と不停止がクリティカルな感じがしないな…。どう戦うのか楽しみ。逆にジーナちゃんがクリティカルだと思っていた奴に出されなかったりするのか?

逃げ上手の若宮

 武神、土岐止まらず。一方で10歳の女児にベタ惚れしていたロリコンが大ダメージ。当時でもやっぱり駄目か。
 逃げを力で完封されるというのはなかなか無かったけど、圧倒的強者に成す術がないのはかなり絶望的。ついさっき大勝をあげたばかりだし。
 忍者サイドもなかなか腹に一物抱えていそうなセリフ。若宮のところではそういう形の忠誠心ではないから余計にね。

カグラバチ

 重版おめでとうございます。
 奇跡的な漣家との縁。人助けがダイレクトに自分の助けになるって少年漫画チックで凄く好きだ。
 勘違いしていたけど、炎骨は妖刀じゃなくてめちゃ強妖術師か。じゃあ情報アドバンテージもないし厳しい戦いになりそう。
 あくまで組織を重んじて国として適切な管理をしようとしているみたいだけど、前回の会議的にも一枚岩じゃなさそうだし、悪用しようという輩もいそうだし、なんとも相容れないな。あと、また相撲キャラか。というのも、ごめん、他の作品を出してしまうけど呪術廻戦の相撲キャラのイメージが強すぎてなあ。

魔々勇々

 重版ありがとう。カグラバチの次で嬉しいよ。

センターカラーめっちゃ可愛い。モニカなんかどうした!??!?
 前回もそうだけど、エリシアの年齢に作者が魅力を感じているのがわかる。6つ上のヒロインて。癖だろ。「癖だろ/wacci」。
 サディコに攫われたエリシア。一応勇者なのに簡単に拉致られて、だいぶ強いことが窺える。
 モニカの世界は魔王が辛いタイプの世界だったか。親がいないというのもそのせいかな。サディコがちょうど10歳くらい、モニカと同じくらいの歳に魔王軍を壊滅させたのかな?すごい才能だ。そして、完全にジジイだと思っていたけどまさかのロリ?ほどはいかないババアだったか。癖だろ。相変わらずキャラ立ち凄まじいな。あと、コルレオくんが女の子にモテモテのモテモテだ。
 モニカを守る姿は勇者そのものだし、子どもの涙を見逃さないところも勇者そのもので、コルレオくんが凄く成長している。あとちゃんとエリシアもすけべなことされてる。
 6つ上のバニーコスプレて。癖だろ。

鵺の陰陽師

 全編バトル回。間に前回のトイレみたいな他のキャラクターの話が挟まらずに真剣な殺し合いのマジバトルだけっていうのは初めてくらいじゃないか?VS先輩の時ももちろんバトルだったけど、今回は親の仇だし、仲間の腕も一本持ってかれているし、シリアス濃度が濃い?もんね。
 背景情報は上記の通りだいぶシリアスで状況も深刻なんだけど、なんかスラスラと読めてしまうのがやっぱり不思議な作品だな。前も書いたけど。そして、それが「悪い」ということではないのも不思議な魅力がある。
 レベル3にも対抗し得るのは凄まじいけど、これ以上が後にどんだけ控えているかと思うと肝が冷えるね。来週も期待。

夜桜さんちの大作戦

 長兄、一の応戦。基本話が通じそうで何より。だからこそ残酷な一面もある。兄弟たちの名前数字しかつけていないしな。そんなこと言ったらひふみとあるふぁもあれだけど。
 パワハラ気質も血筋だったか…。なかなか誇れるもんじゃないね。
 あるふぁの危機を知って覚醒を始めたひふみ。これだけ兄弟愛が強いと2人揃った時に真の力の新しい覚醒も出てきそうな気がしている。これまではヨーヨーで戦う姿が見られたけど開花するとどんな力になるのかな。楽しみ。

グリーングリーングリーンズ

 まさかオリバー君の好感度掘り下げがくるとは思っていなかったな。主人公のお兄ちゃん感が凄い良いお兄ちゃんで、ゴルフ対決のときの印象はどこへやら。今のところ体の柔軟性と共感力の高さ、観察力だからな。全然良いんだけど、ニッチな主人公だな…。あまり感じたことない独特の魅力を感じるので良い。
 それこそゴルフ対決でこういう提案をしたら周りにどう見られるかとか、第一話で王賀の機嫌を損ねた発言みたいに、共感性の高さという観点ではむしろ低そうな印象を持っていたけど、ただ純粋で根がいい奴なだけなんだろうな。

僕とロボコ

 デジタル作画回。ロボコってほぼiPadなんだ…。デジタル作画の漫画って聞くとやっぱりパソコンやら液タブやらのイメージが根強いけど、iPadでも本誌レベルまで描けるんだね。全然ひっかかったことないもんな読んでいて。
 作者も出てくるメタ要素があったり、漫画作りの大変さをそのまま投影したような内容で面白かった。作者もたくさんミスったんだろうな…。

累々戦記

 朝風くんの成長回。蒼葉君と友人として対等であろうとしているけど流石に守られてばかりだった朝風くんのアンサーとして守りに特化した形になるのは王道の綺麗な形で良い。
 キャラクターも相変わらず美形で見応えがある。「踏神蹴神」フンダリケッタリはどうかと思うけど(褒め言葉)。
 前回戦ってもう味方として共闘するというのは展開もスピーディで普通に好き。

ツーオンアイス

 皆んなでオリンピック鑑賞中。男子シングル。
流石に知人がオリンピックに出ているというシチュエーションは体験したことないけど、日本中の期待を背負った中での演技は見てる方も胸が締め付けられる。負けたからって泣いて謝らなくても良いんやで。
 そしてついに天雪の演技。性格が曲がってしまった原因でもあるけど天雪の影響力が凄すぎるんだな。ペアに転向しても、相手の女子のプレッシャー凄いだろ。最近の漫画にしては大分露悪的なキャラクターだけど、ふとした一面は優しいんだよな。不思議なキャラクターだ。

アスミカケル

 最終回お疲れ様でした。最後は兄との因縁、対決が叶って終了。だいぶ急ぎ足で畳まれてしまったので残念。ただ、兄の葛藤も最後に見ることができて両者好感度の高い終り方をしてとても良かったと思う。しかし、最終戦が老兵というのはシブかったな。(良い意味で)火ノ丸相撲で培われたバトルの迫力もあったし、俺は格闘技全く知らないが渋いところまで表現されていたのでとても良かった。
 次回作も同じように肉体派のスポーツ系で来るのかな。違うジャンルも読んでみたさもあるが、また次回作を楽しみにしています。

以上、!!

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