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5月。どよよん。

某日。

昨日、"朝が変わる"というコピーのアリナミンを飲んで寝たんですが、仰るとおり朝の目覚めはバチっと良かったんです。が、起きる直前まで元夫にめちゃ怒ってる夢をみた。あぁ、わたしは実はめちゃ怒ってるんだと思った。
元夫ヴォルデモートのことは、友達や親に彼を責められてもなんか違うし(いいとこもあったんだよ。いやむしろわたしにとってはいいとこばっかりだったんだよ)、漢方の先生のカウンセリングで「あなたにとっては最高の伴侶でも、ただのおっさんなんですよ」的なことを言われてもなんか違うし(いや、それがただのおっさんじゃなくて、良いおっさんなんですよ!)、いちばんの理解者である、ぶなしめじちゃんにヴォルデモートの愚痴を言うのも気が引けるし(ぶなしめじにとっては肉親で大切なお父さん)で、(でもなんで熟年離婚したのかっていうと、それはもう、"それしかなかった"というより他になく)結局怒るのも泣くのも庇うのももう疲れたし、「なかったことにする」を最良とし、それはシミの上にコンシーラーを塗るようなもので、それは顔を洗ったら隠したはずのシミはやはりくっきりあるのである。シミをとるのはレーザー治療が必要で、さて、自分にとってのレーザー治療って何だろう?っていつも考えてる。比喩じゃなくて、マジでレーザー治療しよかな、フォトフェイシャルしよかな、ていうところで思考は止まり、美容皮膚科を調べたりしてる笑。こんなことを考えてしまうのも、明日所用でヴォルデモードと会わなくてはいけないからだ。あぁめんどくさい。
話は変わって、今日はミーティングと会議で3時間くらい時間をとられた。おっさんよ…やる気スイッチを自分で押してくれ、いや押すから反応してくれ……世の中の秘書さんとかって大変なんだろうなあ。しかし同僚たちがそんなわたしをサポートしてくれた。わたしも彼女たちがキリキリ舞なときはサポートするぞ!そんなこんなで、くたくた退勤だったので、チキンタツタでシメた。これでわたしのチキンタツタ三部作は幕を閉じた。(食べたかった種類全部食べた!全部おいしかった!)
おつかれわたし、明日もがんばだよ〜。

お腹減りそうだからいっぱい食べた
セブンでボルシチと海老のビスクがあるから
スープストックに行きたくなる。
マックでごはんバーガー初めて食べた

某日。

美容院でカラー。その後、手続きのためヴォルデモードととある場所へいく。事前に準備をしていたので手続きはスムーズに終わる。(これがスムーズに進むかも結構ドキドキしていた)。久しぶりのヴォルデモードは髪が伸びており、洗いたてでまだ乾かしてもらってない犬みたいだった。が、この人のそんなビジュアルが好きだったな〜なんて思い出した。色々近況報告。わたしが出演した、ある媒体を偶然見たらしく、すごく褒めてくれていた。おいおい、やめてくれよ。口下手な彼が褒めてくれるのは本心なんだろう。やめてくれ〜涙出る。で、なんで別の道を歩むことになったんだっけ?と思うくらい会うと自然に話せるし、わたしへの解像度が高いから変な説明も必要ないし、楽である。でもなんで離婚したんだっけ?あの時はもう一緒に暮らせないって思ったんだよな、強く。今は"よその人"だから、節度を持って接することができるんだよな。それを忘れてはいけない。でもやっぱり憎いとか不幸になって欲しいとかじゃなく、穏やかに生きていって欲しい。まだ幸せを祈る気になれないのがわたしの器の小さいところである。
で、そのまま家に帰る気になれず、デパ地下で甘いパンやスナック菓子など買い、現実から遠いドイツのドラマを観ながらポテチなど食べ、夜はどん兵衛をたべる。
たいした事はしてないのに、最近の激務な仕事より全然疲れた。ちょっと、いやかなりぐったり。なんなのかこれは。おつかれわたし、ほんとうに。

今年初のすいか!
柔らかい、温かいそばを食べる

某日。

わたしとしたことが、昨日の疲れをまだ引きずっている。すごく悲しいきもちが続いてる。なんとかこどもを見送ったあと、廃人モードでぼーっと動画を見たり、うつらうつらしたり。そのうえ、先行で申し込んでいたライブのチケットの落選のお知らせ。むむむ。本当はウキウキな予定を立てていたのに、このテンションで行くのはもったいない!と思いリスケした。
元夫と会うのがこんなにも精神的負担とは。せっかくの休みを廃人モードで過ごすのはもったいないのでなんでこんなに悲しいか分析する。元夫への気持ちを良くも悪くも自覚したくないのだと思う。とっくに扉の厚いでっかい金庫のようなところに放り込んで鍵を何重にもかけていた感情とまた向き合わなきゃいけない作業。それはヴォルデモードの悲しみだったり頑張りだったり、自分の後悔だったり怒りだったり、まぁ色々。それを未練と呼ぶのかなー。それが未練だったらそれはヴォルデモードへの未練なのかヴォルデモードがもたらしてくれる安定した生活なのか、父親としてのヴォルデモードなのか、何なのか。そこら辺まで考えてクサクサしてきたので、外にごはんを食べに行く。こないだと違う回るお寿司屋さん。(電話の充電がなくて写真なし)お腹がちぎれるくらい食べてやるー!と思ってたのに、お寿司5皿とおみそ汁と天ぷらだけでお腹いっぱいになってしまった。弱…。でもこのネガティブな感情は回転寿司のレーンに置いてきたと思おう。
そんな時は映画か本に逃避。難しい本は読めないけど読書は好き。『ランチ酒』読了。原田ひ香さんの物語に出てくる女性は離婚してることが多い。し、健気に生きている人ばかり。お米とお酒って合うんだろうなあと、その描写から想像する。主人公の犬森祥子に惹かれた。派手ではないけれど芯の強そうな女性。彼女の生活の背景は複雑。わたしは離婚したとき、こどもと離れる選択はなかったけれど、こどもがそばに居てくれて癒されたことも踏ん張れたこともいっぱいあったから、子どもが元夫と義母と(さらに若いであろう女性との再婚話もある)暮らすってなったら、前向きに生きることは難しいだろう。でも子どもの幸せを思ってこその選択。そこが泣ける。元夫の義徳は煮え切らんヤツで、生半可に物腰スマートで優しいから、タチが悪い。義徳にプンスカしながら最後までなんやこいつシバいたろかと思いながら読み進めた。続編もあるので、次回誰かにシバかれへんかなと期待しておく。笑。いや、祥子が自信持って前に進んだらそれでいいんだ。そちらを願おう。
休みの日、誰とも会わなかったらやさぐれていけませんね。。わたしも前に進むかは知らないけど、前向いて明日もがんばるよ。
良いこともあった。①勢いでポチったサンダルが足にぴったりですごく歩きやすかったこと②当たり前にお寿司が美味しかったし、お会計がなんと千円以下だったこと。(3000円分くらい食べたと思っていた。それくらいお腹いっぱいに)③こだわりスーパーの魚介、インスタントみそ汁など買えた。④成城石井で売ってるおいしいシフォンケーキを食べた。⑤帰りの電車に乗り間違えしたけの、その駅から見える風景がすごく好きだった。こうやって書いていくとなんだかすごくいい人生に思えてくる。これからもまだまだ良いことはたくさんあるように思えてくる。
おつかれわたし、明日もがんばろ。

力なく食べた納豆ごはん

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