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卒業〜節から芽が出る

コロナ禍の3年間 みんな良くやったね👍😊

3月15日(水)無事、卒業証書授与式が終わった。
コロナウィルスの感染拡大により、不安と恐怖の中、
小学の卒業式も歌のない卒業式。
中学の入学式も保護者人数制限、そして、先輩からの
拍手もない静かなものだった。

入学して間もない頃、今度は分散登校。
クラスの生徒が始めて全員集合したのは6月。
マスクをつけ
給食の黙食
顔をつけ合わせて身体で遊びたい年頃なのに
「距離を持って。離れて会話して。」
プリントは後ろに送るなどはできず、全て手渡しか
机にセット
手洗い、消毒
いよいよ部活動が始まったと思ったら
陽性者が出たので、部活動停止
中体連にも出場できない部活が出たり
行事だっていつもヒヤヒヤ。
合唱コンクールはもうコロナ前に形はなく。。。

そのような3年間を共に過ごしてきた生徒が卒業した。

生徒たちがこの3年間でつけた力。それは

考えのスイッチを切り替えること、そして、諦めることも時に必要である。

切り替えてもらった。諦めてもらった。
色々なやりたいことを我慢させてしまった。

命あっての自分達。

そして、「学校」の意味を考えさせられた。
みんなが集まって、ガチャガチャ ああでもない こうでもない
言いながら共に成長する場。
色々な考え方を持つクラスの仲間と同じ目標を
掲げて行事に取り組み、共に達成感を味わう場。
それがなくなるともはや「学校」の」魅力を語るのはきつい。
オンライン授業を試みるも、生徒の細かなやりとりができない。

そんな中、スマホ ゲームに熱中し
時を忘れてやり続ける生徒が増えたのも事実。
それに伴う心身の不調を訴える生徒も増えた。

この中でもできることは何か?を模索してきた。

そして、先日、卒業生入場から保護者の方々が涙。
「合唱」に会場が涙。温かい拍手。
教室に戻って最後の学活。
とても温かい卒業式だった。
ある時は我慢して
ある時は諦めて
それでも、今日につなげてきた
明るく元気な生徒たち。
その元気な様子、笑顔にどれだけ教師である我々は
救われただろう。

感謝の気持ちを込めて

卒業期 担任として
毎日詩を掲示して読み聞かせ
思い出のスライドを作成
一人ひとりにメッセージのお手紙
ベストショットを集めたアルバムを一人ひとりにプレゼント
最後は黒板アート

最後の授業は
「戦場のメリークリスマス」
「ありがとう」をピアノで演奏し
合唱曲を弾き語りした。

最後の最後まで喝やメッセージを送り続けた。

節から芽が出る

3年間本当によく頑張りました‼️‼️
卒業の節目を大事にした子どもたち。
これからも幸せを願っています。

卒業おめでとう㊗️


追記
三年前、コロナの始まりで合唱出来なかった
今回の卒業の兄、姉。
式場で口ずさみました。との報告をしてくれて
嬉しかった………。

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