「上の立場の人」ほど孤独になりやすいと理解する

話を聞いてもらえない年長者たちの悩み

「歳はとりたくないもんだねぇ」
年配の方からこんな言葉を聞いたことはないでしょうか？

著者はこの言葉を「歳をとればとるほど人は孤独になっていく」という意味の言葉のような気がしています。

以前より体が動かなくなり、行動派にも狭まり、周りも同時に動きが鈍くなります。

当然、若いころのように集まってワイワイやることも減ってきます。

これは年配の方だけでなく、組織で年長者になっていく場合も同じです。

ポジションや年齢が上がれば上がるほど、現場から離れていき、以前ほど組織のメンバーとの交流も少なくなっていきます。

こうなると、人は孤独感を埋めてくれる存在を求めるようになってきます。

その中の大きな存在の一つ、それは
「自分の話を聞いてくれる次世代」なのです。

メモを取りながら聞く

歳や経験を重ねていくにつれ、年長者や経営者には、実は大きな欲求が芽生えてきます。

それは「自分のやってきたことを次世代に伝えたい」というものです。

簡単に言うと「年長者は教えたい生き物」なのです

人の話を聞く「姿勢」の部分で、さらに大きく好印象を持たれるアクションがあります。

それは「話を聞きながら、同時にメモを取る習慣」を身に付けるということ

うなずきながらメモを取る。この姿勢は年長者に大きな喜びを与えます。

「いやいや、そんなメモをするようなことじゃないから」
と言いながら、一生懸命いろんなことを教えてくれます。

これをやって損をすることはまずありませんので実践していきましょう。

年長者の話を積極的に聞き、未来が楽しみな人になる