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自分を褒める

自分を褒めるだけでご機嫌になれる

バートラム・フォアというアメリカの心理学者がある心理実験を行いました。

それは、学生たちに心理検査を行い、その結果をもとに性格分析を行い結果のレポートを一人一人にに渡すというものです。

でも、実はこのレポートは大ウソで、全員に全く同じ内容のレポートを手渡していたのです。

にもかかわらず、7~8割の学生が、レポートを読んで「当たっている」と感じたそうです。

そこには、有名な心理学者のレポートだからという信頼感もあったと思います。ただ、それ以上に
性格分析のフィードバックがポジティブな内容だったことが大きかったようです。

人は「困難を乗り越える力がある」「独創性を持っている」「などとポジティブに肯定されると、実際にそうだと思い込む傾向があるのです。

これはフォアの名から「フォアラー効果」とか、観客の性格を充てる興行師バーナムの名から「バーナム効果」と呼ばれています。

この作用を自分に使いましょうという話です。

方法は簡単。自分を褒めておだてて、激励するだけです。

受験勉強をしているなら、「今日も一日、勉強をこんなに頑張った。こんなに勉強しているのだから絶対に受かる。明日も頑張ろう」などと自分をとことん褒めるのです。

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