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苦悩の会社員。

相手の気持ちを察するのが大人。

どうやら新米会社員の私を一人前にしようとしてくれているようです。
今の職場の方達は。

どこもそうだと思いますが、人手不足なので求人は常に出しているようです。面接希望の人はコンスタントにぼちぼちきているようで、その様子を直属の上司から聞いた事があります。
スタッフ1人1人とコミュニケーションを取らないといけない管理者という立場で話してくれてると思います。

身だしなみアウト
前職の福祉施設を辞めた理由もアウトだから近いうちに電話して
こんな人は断るんだよ
という話を入社したての私にしてくれた事があった。

まてよ…私の時って面接してその場で採用が決まったよね…
しかも3日後からすぐ出勤になり、口座手続きやら、秘密保持契約的な書類やらいろいろ速攻で記入したよね…
(エラそうですいません)

私は他にも面接をしたけど、こちらのGH(グループホーム)に決めたのは研修制度があるからだと。入社したての頃に指導係の先輩に話した事がある。

でもその先輩は今年から研修制度が無くなったというじゃないですか!
私はショックを受けて肩を落としました。せっかくいろいろ勉強させてもらって資格を取れると思っていたのに。しかも勤務扱いで。

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小さな問題の芽を見つけるとすぐ対応してくれる職場であり、上司だなと思います。円滑にGHが回るように。

上司に言われました
「何でも気づいた事とか遠慮なく言って。我々は職場に長年いて気づかない事とかあるから、新しく入った人の目から見た意見をいろいろ聞かせて。」
新しく遠い知見を手に入れようとされてるんだなと思いました。

今いる先輩スタッフは福祉関係の学校から勉強を始めてきた人達が多く、他には医療関係からだったり、珍しいところだと元調理師で飲食店から転職した男性もいます。

私は発達障がい児を含む3人の子育てと主婦業を25年やってきました。
主婦ってあまり世間的には尊敬されていませんが、かなり能力値の高いオールマイティな存在だと思います。主婦がこなしてる事を一般社会の金銭価値に例えたら、普通のサラリーマンより年収が高かったなんて情報を聞いた事もあります(私の好きな池上彰さんの番組だったと思います)

まさかその主婦的な方の経験が役に立つ職場だとは思っていませんでしたが、意外とグループホームは家庭的なんですよね。
いやいや“ホーム”って言ってるやん!って感じですが(笑)

私は上司に言われた通り、遠慮なく気づいた事を言いました。
衛生面の配慮が足りないから備品を買って対応した方がいいのではないかとか、万が一地震が来た時に避難経路が塞がれてしまう可能性があるから、もっとこうした方がいいのではないかとか。

利用者さん(発達・知的・精神障がい者)のアセスメントの、ある項目に関する情報が不透明だと指摘した事もありました。
これについてはさすがに上司のカンにさわったようで、反感を受けてしまいました。ちょっと言い過ぎた様で私の悪い所です。

いつもですが、私は悪気はなく相手の事を思っているというのは間違いないんです。
でもその人が一生懸命にやったことに対して、ましてや目上の人達が会議に会議を重ねた計画書に対してダメ出しをした訳ですから、それはカチンときますよね。
(でも、病気に関する項目なので大事だと思ったんですけどね・・・)

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私の出来ていない部分や仕事へのダメ出しがジャブのように効いてきています。正直に言ってくれる人というのは貴重で、どうでもいい人には何も言わないしスルーだと思います。

今の職場は、福祉施設なので
「1人のカリスマは要らない。
統一した支援が利用者さんの為になる」という方針です。

これは今まさに痛感しています。
7月に辞めたベテラン女性職員と、もうすぐ移動(栄転)になる上司がまさにカリスマ的な存在で何でもテキパキこなします。

2人とも喋り出したら止まらないし、自分が言いたいことが言い終わるまで続きます。新人教育の指導者としては向いていると思います。
何故なら1の質問に対して0から10まで説明してくれるからです。

こういう人は今まで何人か会ったことがあります。
今の職場でも、その長話を何度も聞いている先輩職員達の何とも言えない空気感。「また始まった」的な。
知的障がい者施設をやりくりして回せるのは、特性のある人でないと厳しいのかもしれません。

でもその特性の強い2人はもういないわけです。今は勤続年数6年以内の職員数名とアルバイト・パートで、回していかないといけない状況に追い込まれています。

ある意味、新人の自分の意見が通る職場はありがたいし面白いなと思います。

ただ、福祉のグループ会社⁈法人⁈なので、上からの通達が多すぎる!業務が無限に付け足されていく!

ここだけの話、理想論を掲げるのは簡単です。
でも現場は毎日、体力キツイ(風呂、トイレの全介助あり)・汚い(失禁等のフォロー)・何時間にもわたる同じ質問の繰り返しや、こだわり等への対応でメンタル的にこちらがやられる
(ある意味、老人介護よりハード。昔、職場体験に行ったことがあるし、私の母は老人ホームで働いていたので少しは様子を知っています。知的障がい者達は体は元気で動くスピードは速いが、危険察知能力が低い場合もあるので目が離せません)

業務がプラスばかりなので、マイナスもやった方が良いと上司に先日言いました。あまりにも多過ぎて、そのうち回らなくなると思ったからです。

引き算もやるべきだという考えは、私の師匠であるマイキー佐野氏から教わった考えが、現場でふと浮かんだからです。(あと、会議のプレワークの大切さも、ふと浮かんで上司に言いました)

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思った事をつらつらと書きましたが、今日はこの辺にさせて頂きます

最後まで読んで頂いて
ありがとうございます

ちなみに
私の師匠はYouTubeもやっていて
「マイキーの非道徳な社会学」
です。チャンネル登録者数2万人突破しました!
仕事の実践で役立つ事ばかりなのでぜひ、検索してみて下さいね(^^)


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