伊良部の海に潜り・・橋を渡り島を巡る
宮古島への旅
2日目 伊良部島と池間島
夜は眠りが浅かったものの、朝はいつものように早朝覚醒。いつの頃からかアラーム要らず。若い頃はなかなか起きられなかったのが嘘みたいだ。
娘を起こさないようそっとベッドを抜け出てカーテンと窓の間に入り込み夜明け前の月を眺めた。
ダイビングの待ち合わせ時間は8時半。宿から30分ほど車を走らせた伊良部島の佐和田港が待ち合わせ場所。
ダイビング前は、いつも軽めの朝食なので、昨夜のうちに買っておいたソイジョイで簡単に朝食を済ませ出発した。
早めに出たつもりが、伊良部大橋間近で「あっ!ダイコン!!」と娘の声。娘のダイブコンピュータはソーラータイプなので追い充電の為に窓辺に置いていたものを忘れたらしい。一旦ホテルに戻り、到着が結局ギリギリになることを連絡して再度港へ向かう。
幸い他のダイバーさんはいなかったので、少しホッとした。
船に乗り込み、いざ海へ
クロスホール 水深20mからは青の世界が広がる
2本目のクロスホール
Max 24,8m
水温は26度
穏やかな海を楽しむ
赤い色は水深5mほどで見分けがつかなくなり、黄色は18mほどで・・・
緑も20mほどで見分けがつかなくなり後は深い青の世界が広がる
ライトを当てれば色鮮やかな世界が見えるのだけれど
宮古島そば かめ
ダイビングを終え、まずは腹ごしらえ。ダイビングの後はお腹ぺこぺこになるので、いつもよりもガッツリ食べることができる。
『宮古島そば かめ』へ
ボリューム満点のお蕎麦&マグロのお寿司のセットを食べる
行列ができる人気の店とのことで、普段なら行列は避ける方なのですが、せっかくなのでのんびりと待つことに。
結局、相席になっちゃったけれど、美味しかったから良しとしよう。
ハート岩の浜
そして、伊良部島を後にして、宮古島を通り抜け、干潮の時にしか見れない池間島にあるハート岩を目指す。
ダイビングをした伊良部島から小1時間車を走らせ現地近くに到着したのだけれど、浜辺に降りる場所がなかなか分からず…ウロチョロ。
再度、スマホで調べたら、ジェラート屋さんの敷地から行くとか…。以前は普通に行けたのかな?
実は泳げなかったふたり
私も娘も、もともとは泳ぎは得意ではない。たまたま伊豆諸島の式根島に旅行した時にライトスキューバで海の中を体験し、若いお兄さんたちに浮くところから教えてもらっての体験だった。
ウェットスーツを着た体は簡単には沈まない事を知り、海の中で人魚のように?泳げたことと、色彩豊かな海の中の世界にすっかり魅せられて、その後ライセンスもとることになった。
実際ダイビングは機材の重さが修行みたいではあるが、体験ダイビングよりも深くまで潜れるのは嬉しい。
ダイビングの楽しさは海の中の世界の美しさや小さな生き物たちとの出会い。人の手が入らない自然の造形や波間から差し込む光のカーテンなど視覚的な感動も大きい。
心肺機能を高める運動をすると脳内にエンドルフィンが放出され高揚感や満足感が高まるので、そういった作用もあるのだろう。
タラソテラピー効果
全ての命の源である海の中に身を置くことで心と体のバランスが整うのかもしれない。
実際、旅行前日にスライサーで親指に切り傷ができてしまい、少し痛みもあったのだが、ダイビング後にすっかり傷が回復していて小さな点のようになっていてびっくりした。
ダイビング後に写真をみながらログブックを書くのも楽しい。娘とLINEで連絡しあいながら魚の名前など調べるのも楽しい。
この日はダイビング2本と夕方まで島をあちこち巡り…星空を見る間も無く(雲が多かったのもあるが)早めに寝ることにした。