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乳児期であってもHSPの敏感さは…

ふと、アメブロをみると随分前の記事に『イイね』がついたようなので気になって見てみると、2017年、12月の記事でした。

今7歳の孫が調度2歳になった頃の様子も少し書いてあって、噴水の煌めきに興味津々だった当時の姿を思い出しました。

今も変わらず、朝露に煌めく草に「ひとつひとつに虹が見えるみたいだよ」と感動し、山遊びの時には「バァバ、そこ歩いちゃダメだよ、アリが歩いてるよ(踏んじゃうよ)」と大騒ぎな姿にも、命を感じる力や豊かな感受性を感じます。
まわりの人の心にも敏感で、負けず嫌いでもある孫。

因みに孫の弟は、全く興味の持つところが違って同じように育ってもベースの性質って其々なんだなと実感することが多いです。

様々な人たちが、それぞれが持ち味を活かし、互いの違いをも尊重し合えるような世の中になって欲しいなと切に願います。

心理学者のジェローム・ケーガンが生後4ヶ月の赤ん坊500人を対象にした実験では5人に1人の赤ん坊がほかの子たちと違う反応をする事に気付いたそうです。

馴染みのない色のモビール飾りや母親がいつもと違って言葉を発しない時など、5人中4人の子どもは落ち着いたままリラックスしていられますが、残りの1人は手をばたつかせたそうです。

その後
2歳、4歳、7歳、11歳になった時にも再び招集

乳児期に激しい反応を示していた子どもは、相変わらずほかの子どもたちよりも新しい刺激に強い反応を示しますが、赤ん坊の頃と違って『強い反応を示す』からといって『落ち着きがない』という事にはならなかったそうです。


内面の敏感さは…外から見たら知らない人が来た時に、母親の背後にそっと隠れるといった行動であるのでしょう。

やがて同世代の子たちよりも人生について深く考え、静かで内省的な人間に成長するのです

鈍感な世界に生きる敏感な人たち
イルセ・サン著
ディスカヴァー・トゥエンティワン

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