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音楽に込められた想いを聴く

たまたまポストに投函されていた若者向けの冊子をパラパラとめくると

『耳を傾ける行為が音楽なのです』という言葉が目に飛び込んできた
高校生の音楽1の中にある坂本龍一さんの言葉だそうですが

音楽が語っていることに心を傾けて聴く(listen)

音楽に込められたメッセージに自然と想いを馳せ
幾度となく助けられていることを思い出します。

その時々で心惹かれる音楽は違って
時にロックで背中を押してもらい
昭和の歌謡曲で心を悪露を吐き出したりと
生きてきた軌跡を好きだった音楽とともに辿るとまた見えてくる過去も違ってくるような気がします。

味気ない日常やどうにもならない過酷な日々にも
心に音楽が流れるだけで
少しだけ洒落た世界に変わったり
アンニュイな気分に酔えたり
悲劇のヒロインとしてそこはかとなく漂えたり

音楽に込められたメッセージに耳を傾けながら
そして自分の中の想いを重ね合わせていく不思議な感覚

今の私にとっては自然の奏でる音もすべて音楽のように心に沁みていきます。
水音や風の音
蝉の声や遠くで囀る鳥の声
全てが優しく私だけの音楽を奏でているように思える日々も増えたなと

きっと自然の声に耳を傾けているのかもしれないなぁと
ひとつのフレーズからあれこれ思う昼下がりです。




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