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東大生の気分転換方法がヤバすぎる!でもマネしたら天才になれた話

昔、東大生の勉強法についての記事をいくつか読んでいたら、その中で、

「英語の勉強に疲れてきたら、数学をやって思考を変える。」

という人がいたんです。

「狂ってるな~。」(ゴメンナサイ)

と、若かりし私は思いました。

そもそも、そんな話って本当にある?
盛ってる?
ホントにニンゲン?
ってにわかには信じがたい。
ネタでしょ?みたいな。

本当にいるかわからないけれど、こんなイメージ?

でも今、自分が英検1級に合格したくて勉強し始めて、いろいろと心を整えるためによさそうなことは何でも試しているうちに、気が付いたんです。

「勉強の気分転換のためにする別の勉強…アリだな…。」

理由は、

「やるべきことだけやっている生活って、めちゃくちゃ気持ちがよいから。」

私は漫画がアニメが大好きなオタク気質のアラフィフであります。

パソコン画面に広告で出てくる地味OLとスパダリ部長の恋、みたいなのをついうっかり読んじゃったり、

アニメの最新話だけ見ようと思ったら、いきなり全話一気見しちゃったりと、

一日の中でちょっとした気分転換のつもりが、後悔しか残らない無駄な時間を大量に消費することになる、という後悔の日々を過ごしてきました。

あるとき、

「漫画とかアニメは私の性癖にドンピシャリとあてはまるものだから、あらがえるわけがないのだ!」

と気が付いてから、

英検のテストが終わるまでは、チラともこれらのものに近づかないと決めたのです。
⤵⤵⤵こちらに詳しく書きました。

仕事も家事も育児もある庶民のアラフィフが1日3時間の勉強時間をひねりだすのは難しい。

それなのに、ちょっと気分転換をしようと思ってついうっかり2時間も時間を無駄にするってどういうこと?

家事や仕事を高速で済ませて、すっごく集中して勉強して、
「さらにやってやんよ~!」と気合入れまくったのに!
10分休憩のはずが2時間のロングバケーションになるのはなぜ!

なぜ時間もお金もないと自負している私が2時間のを容易にひねり出すことができたのですか!

当たり前なんですよ。
だって、勉強より、こっちの方が楽しいに決まっているじゃないですか。

か、かわいい…!

朝1番で買いに行こうっと!

全話無料ってどういうこと?

ヤバイですね。
あらがえるはずがないのに。
「がんばったご褒美に10分だけ読もう、10分だけグッズチェックしよう」
なんてことができるわけないじゃん。

あらがえないからこそ、家じゅうちいかわのぬいぐるみだらけになっているんじゃないの?

今まで、思ってました。
★気分転換の漫画をなかなかやめられないのは私の意志が弱いから。
★勉強のモチベーションを保てていないから。
★目標設定の仕方を間違えているから。


いろんなことを考えつつ、最終的には、
スパダリ部長や目隠し先生やちいかわを眺めつつ、
「私って何歳になってもダメだな💦」
ガックリと自己嫌悪の日々。

すべて間違っていました。

10分でやめるのが辛すぎるもので気分転換なんてしちゃだめだったんです。
だって、それらは人間の三大欲求の1つをガンガンに刺激してくる私の性癖そのものだから。

勉強がんばって英検1級に受かりたい?

そんなあとから考えだしたちっぽけな望みが、
人間の本能にあらがえるわけがないでしょう!

納得でしたね~。齢50オーバーでようやくそのことに気が付くとは…!

天才たちのマネをしたらビックリ!めちゃ生活が楽になった!

というわけで、私の性癖を完全に射抜いているものたちを一切生活から排除してみたら、ビックリしました。

生活がめちゃくちゃ楽になったんです。

今までは、家事が片付いたら
「勉強始める前に、ちいかわの新作グッズのチェックだけしよう」
とか、
「昼ご飯の時だけアニメを見よう」

とかしていたんです。

これを一切やめました。
やめることが大変なことをやめたんです。

具体的には、下記のような生活に変えました。
学習だけでなく、生活の中の絶対にやらなきゃいけないことだけをする、
という形で、行動をミニマム化したんです。

過去問をといて疲れたので、
ランチの時間は、TEDや気楽な英語音声のドラマや英語系ユーチューバーの番組を楽しむ。

単語を覚えるのに飽きる前に席を立ち
後回しにしていた保険会社への電話をすませる。

リスニングをやっていて頭が回らなくなったら、作りっぱなしになっていた単語帳やまとめノートを見直しして知識の定着をはかる。

夜で疲れていると集中する問題は長くできないので、1問だけやったらあとは子供の勉強を見る。

洗い物をしながら聞きなれたリスニング教材のシャドウイングをする。


なんてシンプル。

読んでいい漫画はLangaku(集英社の英語版漫画アプリ)だけ。
これはわからない単語をまとめて後で復習できたりするのでめちゃくちゃ便利。むさぼるように読めちゃうので語彙を増やすのにあまりにも最適。
推しのセリフを英語で言えるってめちゃくちゃ楽しい。

作りっぱなしになっていた単語帳やノートが、気晴らし復習により知識として定着していくことがわかる。

気分転換が勉強、という状態になると、勉強以外ですることがめちゃくちゃ輝きだす、という現象もおきます。

例えば、キッチンを磨く、ということが結構な贅沢になってきます。
花を切ってきて生ける、なんていうのはどこぞの王侯貴族の気分ですよ。
ましてや、愛猫をなでなでする、なんてことは至福のご褒美イベントになります。

あと、これが本当にビックリすることなんですが、
今までまったく得意でなかった人との雑談が好きになりました。
つまんない会話でも、
「人間っていいな~♬」
という歌が頭に流れるほど楽しい。
サッサと会話を切り上げようとしていた私はもうどこにもいない。
なんだったら、まだ終わらせないで!とすがるように会話を続けようとしています(笑)

感受性が豊かでやたらと精力的なアラフィフめぐみが爆誕してしまいました。

こんなに充実した生活を送ることができるのならば、二度と推したちの顔をみなくてもかまわない…

そんなふうにすら思う今日この頃です。

もちろん、お菓子と一緒で、
一旦触れたら間違いなくとめどなく摂取できますけどね。
完全に麻薬なんでしょう。

こうして私は天才と呼ばれる人たちがどうして膨大な量の勉強をしつつ人生を謳歌することができるのか、その秘密を垣間見れた気がしたのでした。

アラフィフめぐみ。
あと半世紀ほど生きる予定なので、
学びに遅すぎることはないでしょう。
これからは私も天才と呼ばれる人たちの行動をまねっこして、
ザ、凡人のアラフィフでも成長できてうれしい、ということを
備忘録として残しておこうと思います。

ここまでお読みいただき有難うございました。

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