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(日記)おひとり様母の日。

2023年5月14日。日曜日。曇り時々雨。

母の日。母には、病院通いの疲れで、のんびりしたい週末。
姉弟3家族からのギフト(現金)を渡しただけ。
これからバラを見にくと言う私に、「自分に母の日のご褒美だね」といった。
子供はいないので、自作自演の母の日にしよう。
「ローズガーデンで、ひとりの時間を楽んできてね」という企画。

3年ぶりのイングリッシュ・ローズガーデン(大阪府泉南市農業公園「花咲ファーム」)。
雨の予報だが、花の時期的には今週がベスト。
最寄りの駅からシャトルバスが出るのは週末だけだし、前も雨だったから慣れてるし、雨天決行。
前回は往復タクシーで行ったので、今回の片道100円は魅力だ。

しかし、電車到着1分後にシャトルバスが発車するスケジュールは、さすがに無理があった。
次のバスまで45分ある。
地元の人が通いそうな喫茶店が開いていたので、思い切って入った。
優しそうなおばあさんが、オーガニックのコーヒー豆を、サイフォンで淹れてくれた。
マイルドで、飲みやすいコーヒーだった。
「これ、食べて」と、ゆで卵と柿の種もついてきた。
アジシオの瓶には、コーヒー豆が入っていた。

お寿司屋さんだった店内を改装してオープンした喫茶店は、もう10年になるそうです。

雨の予報のせいか、大きなシャトルバスは行きも帰りも私1人の貸切となり、少し申し訳ない気分。
低い山の中腹にある、静かなローズガーデン。
ウグイスなど、鳥の声も響く。
母の日のせいか、お母さんを連れてきた家族や、奥様サービスの夫婦が目立つ。

夕方になるにつれ、少しずつ人が減っていった。
閉園前の静かなガーデンは大好き。植物もホッとしているように見える。
雨に打たれて俯きかげんのバラ、花びらを散らしたバラが多かったけれど、
ほとんど傘をささずに済んだのは、日頃の行いが良いお母さんがたくさんいらしたせいかな。

イギリスのデビッド・オースティン作出のバラは、色と形がイギリスのお庭や物語を思わせる、ノスタルジックでロマンチックなものばかり。
ひたすらスマートフォンのシャッターを押すのが、私流の、お花との対話セラピー。
帰る頃に日が出た。
まだ高いところに太陽があった。


デビッド・オースチン社が契約で運営しています。手前はショップ。


本屋さんへ寄ったけれど、何も買わず、蓬莱551の豚まんを2個買って帰った。
主人が「何か食べてきたの?」と聞くので「ゆで卵と柿の種食べたよ」と、さっきの話をした。

たくさんバラを撮ったので、別に投稿しようと思っています。

水滴がついた花びらも美しい。




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