![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/96861614/rectangle_large_type_2_240e0a2f6c6fa53cdf554cf1641ff051.png?width=800)
僕は勉強ができる。けれど仕事ができない。
「や、ここは重さで考えたら良いでしょ。や、これはこうやって、、、」
現在就活中の友達に、SPIを教えながらふと思う。
「やっぱり僕は人並み、いや人並み以上に勉強ができる」と。
中学でも学年1位を殆ど譲らなかったし、
高校でも地区トップの学校で、上位3分の1の成績はキープしていた。
大学では、地方で2番手の国公立だったが、
GPトップで研究室優先権を得た。
だから、社会に出ても、「まぁそれなりにやっていくんじゃない?」
そんな感じで構えていた。
入社して程なく、その想いは砕かれることになるのだが、、、。
ところで、一般的な「仕事ができる」って、どういうことだろう。ちと考えてみるとこんな感じ。
・目標から逆算し、筋道を立てて仕事をする
・周りの人との関係を円滑に保ち、仕事を進めていく
・感情の波を一定に保つ
・イレギュラーに準備する。もしくはイレギュラーに、冷静に対処する。
では、勉強ができるとは?(特に定期テスト)
・真面目
・与えられた課題に対して、ただひたすら真摯に向き合い、コツコツ取り組む
・先生の「ここが出るぞ〜」を聞き漏らさない
・素直(良くも悪くも)
・頑張り屋。努力家。
「仕事ができる」と「勉強ができる」
重なる部分はもちろんある。
だが、その他が占める割合の方がはるかに大きいのではないか、と私は感じる。
だから学生時代に「勉強ができない」と悩んでいた人が、社会に出てみると、「案外楽〜」ってことはよくある。
一方、学生時代は無双していた人が社会に出て、苦労することだって往々にしてある。
そう。私の様に。
私は勉強は人並み以上にできる。
だが仕事はポンコツ太郎だ。
何をどうやって動かせばいいのか、てんでわからない。頭に糸くずが絡まる様な。
あと、基本的に人と一緒に仕事したくないという、、、。致命的だね😇
でも、私は、仕事ができない自分に落胆してはいないかな。
学生時代、部活の幹部をしながら、薄々は勘付いていたし。
「あっ、多分俺仕事できねぇやぁ」って。
それをあらかじめ知っていたのが大きかった。
できない自分に、絶望せずに済んだから。
あと、世の中って
「仕事できない人」とか、
「勉強できるけど仕事できない」みたいな、
俺と似た人とかって、ごまんといるだろうから、
凹まないのは、そこもあると思う。
ぶっちゃけ日本人の8割くらいはそうなんじゃね?
2:8の法則ってやつよ。
これまでは、「言葉は言霊」と思いながら、
できない自負はあっても
「俺はできるやつ」と念じていた部分があった。
けれど、
「仕事ができない」
これは、自分のの中でそんな大きな事柄じゃないから、
別に気にする事でもないかなって
「仕事苦手だけど、せないかんからしますぅ〜」くらいなラフな感じで。いいんじゃね?
無理に着飾って見栄張ってるよりも、諦めて自然体の方が逆に良い感じに仕事進みそうな気もするし。
それにわざわざ「デキル奴」じゃなくても、できる仕事は沢山あるし。
けど、あれだなぁ。
自分の価値の大部分を仕事に置かない代わりに、「贅沢は求めない」っていうのは大事もしれぬ。
小さな暮らしで満足する生活を。
身の丈にあった生活を。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?