24卒が民間と公務員の併願して感じたメリットデメリット

  1. 私の考える併願のメリット
    併願のメリットは
    ①選択肢が増える
    ②面接の練習になる
    ③成長につながる
    ④視野が広がる

    それぞれ上記について私なりの所感を伝えていければと思います。

    選択肢が増える
    これについてはまあそりゃあそうだよなってみなさん思うと思います。公務員専願の方は割と公務員の中で自分の志望を決めている方も多いかともいます。しかし、民間企業の方が公務員とは比べ物にならないくらい数があるため、自分に合う職場や待遇、仕事内容に出会える確率は格段に上がるのです。
    私も公務員を最初志望した理由は就活をしたくない、民間は不安定、利益優先というイメージからでした。しかし、民間企業を見ていくうちに社会貢献につながる事業をおこなう企業もあれば福利厚生の充実している企業を知ることができ自分のイメージが偏っていたものであると感じました。
    これはなぜ公務員なのかを公務員試験の面接のために考える際にも役立ちました。
    ですから、少しだけでも自分の後悔を減らすためにも選択肢を増やす一つの手段として併願はメリットになるのではないかと感じます、、!!!

    ②面接の練習になる
    これは私が最も感じたメリットです!!
    やはり筆記試験が公務員試験の最初の難関であることは間違いありませんが、近年は面接試験も同様に重視される傾向にあります。特に、国家系の採用(官庁訪問)はマッチングということもあり面接が非常に重要となります。ですから、筆記後の面接においては民間併願が経験値的には有利になるのではないかと思います。
    面接の練習でも公務員と民間では違うのでは?っと考える人もいるかもしれません。
    確かに異なる部分もありますが、基本的に面接は'' 採用されるための試験"なので人物面が非常に重要になります。
    人物面をよりよくアピールする方法や、どのが自分は面接の際に聞かれやすいのか、深掘りにどれくらい自分は耐えれるのかを学ぶことができます。そういう意味でも民間企業を受けることは公務員試験につながるのではないでしょうか。

    ③成長につながる
    私は民間の就活を通じて人間的に成長したと感じています。また、社会人とどのようにコミュニケーションをとるのか学ぶことができました。これは民間の会社の選考を受ける中でOB訪問をしたり、座談会に参加をしたりする中で社会人の方から多くのことを学ばせていたからだと思います。
    公務員試験でももちろんインターンシップなどを通じて社会人と関わることができました。しかし、民間企業の方が気軽にアプリなどを通じで自分からアプローチできるという側面があります。
    成長をした後に公務員試験を受けることができたのは私にとって大きな自信につながったと感じています。

    ④視野が広がる
    ①とほとんど同じですが、視野が広がります!これは、本当に凝り固まった公務員じゃなきゃ!みたいな思いが薄れたなと私自身思うからです。民間企業を見たことにより、フラットな目線で就職活動を行うことができました。これにより、民間企業を受ける際は公務員試験で勉強する社会構造、社会事情を踏まえた企業分析が強みになりました。そして、公務員試験においては民間企業の持つ課題についてミクロな視点から取り組みたい政策を考えられるようになりました。このようにどちらの選考においても視点が広がることプラスに働くのではないかと考えます。

  2. 私の考える併願のデメリット
    ①勉強時間の確保の難しさ
    ②共倒れのリスク
    ③モチベーションの維持の難しさ
    ④スケジュールの難しさ

    ①勉強時間の確保の難しさ
    勉強時間の確保は本当に難しいと思います。民間の就活をしていると期限が先に迫ってきてしまうためそちらに時間を取られ勉強が疎かになりがちです。 
    私も結局想定していたより勉強時間が取れず、国家一般職も8科目中3科目しか自信を持って受けられませんでした。そして都庁も一週間前に専門記述を詰め込むことになりました。
    このように行き当たりばったりだと万全の対策で挑めない可能性があるということは抑えておくべきだと思います。(きちんとやれば大丈夫です、きっと、、)

    共倒れのリスク
    これは予備校の先生にも家族にも友だちにもかなり言われました。どちらも疎かになってしまう可能性があります。
    私も途中までは民間も公務員もうまくいくか不安でストレスの溜まる毎日が続きました。
    戦略的に動かず無駄が増えてしまうとどちらの時間も確保できず、両方うまくいかなくなる可能性があります。そこは十分に併願する際は考慮するべきであると考えます。

    モチベーションの維持の難しさ
    やはり民間企業から内定をもらうと安心してしまいます。私も内定をもらってから数週間、企業のいいところばかり探して公務員試験を放置してしまっていました。
    こうならないためにも自分は何を目的に、どんな社会人になりたくて就職活動を行うのか常に見失わないようにする必要があると思います。

    スケジュールの難しさ
    やはりこれがいちばんのデメリットだと思います。特に独立行政法人、政府系機関を受ける人にとってはネックになりと思います。
    最近は早期選考が主流になっているため、年内にある程度選考が進む会社も多いです。一方で、3月にエントリー開始、4月が面接のピークになる会社も政府系だと多くあります。
    そのような会社だと公務員試験の試験前の山場期間と重なるためうまく計画を立てないと予定が重なったり、思うようにどちらも実力を発揮できなくなってしまいます
    昨年の情報などは大体就活会議、ワンキャリアなどで確認できると思うので志望する企業がある程度固まったら確認することも大事だと思います。

  3. 私がもう一度就活するならどうする???
    私は絶対に併願をすると思います!!併願したからこそ安心して当日筆記試験に挑めたり、民間企業の良さを知ることができたからです。ただ、公務員試験の点数があと一点で落ちてしまった国家総合職には未練があるので公務員試験も民間企業も戦略を立てると思います。
    じゃあどんな戦略を立てるか。
    まずは闇雲に勉強するのをやめます。どこの公務員試験を受けるのか確定させてそれにあった勉強戦略を立てることが重要です。勉強戦略をうまく立てるためにも先輩や予備校をうまく活用しどの科目を重点的に勉強するか逆算的に計画を立てると思います。
    そして、民間企業はスカウトアプリで何社か大手を受け、あとは興味のある難関企業を数社受けて終わると思います。
    民間企業も受ける前にあらかじめどこに行きたいか、その理由まできちんと立てダラダラと続けることはやめると思います。
    勉強スケジュールについては長くなりすぎちゃうので次の記事でお話ししようと思います。

  4. まとめ
    いかがでしょうか。なかなかごちゃごちゃな文章で申し訳ないです、なんとなくでも伝わると嬉しいです。
    もちろん公務員試験と民間就活はなかなか両立することは難しいです。しかし、自分の人生後悔したくない!って考えている方やバイタリティに自信がある方、面接もしかしたら苦手かもしれないと感じている方はぜひ挑戦してみてください!!
    以上、拙い文章ですが読んでいただきありがとうございました!皆様の納得のいく就活を願ってます🫶🫶

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