母と過ごした時間

母と誰よりも長く時間を過ごしてきた。けれどいて欲しい時にいなくて、寂しい思いをしてきた。そんな思いがあるから、息子にはそんな思いはさせたくないなと思っている。

寂しい思いをしたのは
幼稚園から小中高の間。家に帰ると母は仕事でいなかった。高校の時は一緒に住んでいない。
帰ってくるのは夜中の2時ごろ。安心して眠れなかった。
小学生になると、自分達で夕飯を作っていた。
朝ご飯昼ごはん夜ご飯を一緒に食べたかった。
歯磨きを一緒にしたかった。一緒に寝たかった。

当時わたしは非行に走ったこともあった。自己肯定感がかなり低かった。

母が仕事を頑張ってくれたおかげで、わたしは生活に困ることなく、寧ろ贅沢な暮らしはできた。
また母が近くに居なかったから料理もできるようになった。
今でも生活用品を買ってくれたり、ご飯をご馳走してくれたりする。
母は母なりにわたしたち子供たちを支えてくれたし愛してくれている。

母という人、もらってきた愛情を受けとめつつ、わたしは息子にできることをしていこうと思う。

母との付き合い方は未だ正解がわからない。
またこのことについては後日書こうと思う。


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