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本レビュー「チーズはどこは消えた?」

変化を恐れた現状維持は緩やかな後退。
そういう意味では最近、先輩社員に対する長年のストレスを先輩および部長にぶちまけた自分はかなり変化に立ち向かったのではないだろうか。怒りが原動力となり無敵状態だった。だからこそ部長の対応はかなりがっかりしたし、この人達はもう「ヘム」から変わることはないだろうと気づくことができた。さらにこのストレスから抜け出すのは最近当社で大流行している転職ではなく、サラリーマンの輪廻からの脱却であると新たな気づきを得られた一点のみは先輩と部長に感謝したい。

今まで、自分は短期的ではあるが色んな活動をしていると思っているし、住環境も人間関係も変化させてきた方だと思っていたが、社会人になってからは定期的な旅行に行くことと、去年結婚したこと以外はスマホをいじってたまに友達と遊ぶくらいになっていたかもしれない。とはいえ最近も妻や友人との旅行(今年から海外旅行の良さに気づき行く機会を増やそうと思っている)やゴルフ、妻との食事、親しい人達との会話などなど、、充分楽しいし活動的であると言える。だが、折角素敵な本を読んだのでもっともっと「ホー」になりたいと思う。
それは変化のスピードである。
割とマイペースにぼんやり生きていると、変化を後回しにしても自分の身に不幸は訪れない。ただこの本を読んで自分でも気づいていない緩やかな衰退がある気がした。ポジティブに言い換えれば自分の人生は余白だらけの伸び代だらけということだ。
寝る前のデジタルデトックスとして読書をしていたので、noteを開くのはこのあたりにしておく。

明日はどんな本を読もうか。

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