力のいらないペダリング

なんだかあちこちの意見を聞きかじっただけのYoutuberなどもいてどうも本当の感覚とは違うと思う。ネットで流れるノウハウはほとんどが他人が発表しているものと同じ。自分で体現できているエビデンスはない。私は基本的に実績こそがエビデンスと思い書籍を読むことをしている。

まずは少しサドルに先乗りしてブラケットやハンドルに荷重した力を抜きペダルに力を伝達する方法。これは【ヤマメの学校)の堂城賢さんの意見のパクリだろう。堂城さんは皆が見守る目の前でいと簡単に急坂を登ったり下ったり自由自在にロードバイクやMTBを操る。これは文句は言えない。

ちなみに私は当時放映していたツール・ド・フランスの選手の姿どけが自分を図る物差しだった。(←アホですが)シャンゼリゼをタイムトライアルで爆走するグレッグ・レモンは時速65kmで走っていた。サイクルスポーツや数少ない数人の友人との走りと比べ等る方がおかしいが私は比べた。当時高校生だった我々は今のようにゆるポタなどの考えやブルベなどのイベントもなくただ暇なときに30-50kmほど乗るような感じだった。

私は横浜西部地区に住み、仲間は逗子だったので年に数回しか走れなかった。ロードバイクを買ったばかりの夏休み東京に行かないかと誘われ、横浜の平沼橋の開かずの踏切で集合して芝大門の老舗志水サイクルや浅草見物をして帰ったりした。この頃はまだ運動不足のただのデブで持久力は殆どなかった。大体時速30-32kmで走っていたように思う。
この日の帰りは日本橋のど真ん中でまさかのパンクをして清水サイクルでタイヤ交換。そして逗子の友人は彼がその時連れてきた地元の友達とアイドルの歌謡学校を見に行きたいと言い出した。当時中高生はアイドル全盛であったが私はミーハーからは最も遠い存在だったのでもちろん帰ることを洗濯機。その時は怒りが強くてただがむしゃらにペダルを踏んだ浜松町の駅前からスタンとして途中自販機で飲み物を買っただけとはいえ横浜そごうの前でちょうど一時間だった。

この頃からすこしづつ効率の良いペダリングを目差し走るようになり研究をした。

昨年買った本は竹谷賢二さんのロードバイクの作法、ヤマメ乗り堂城賢さんの本を2冊です。もちろんお二人共競技実績もあり模範走行を見てもや申し分ないと思いました。

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