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#創作大賞感想「美術系予備校生の謎」

 皆さん、こんにちは!日々木です。
 今日はnabetsumaさん著「美術系予備校生の謎」を読んだ感想を書きます。

 僕の妹について少しふれます。九州にある国立大(僕も卒業した)の芸術系学部で学んでいます。3年生になるけれど院進するのか、どこに就職したいのかも分かっていないようなので大丈夫なのか?と家族は心配しています。そんな妹も大学受験のときに美術系予備校に通っていました。共通一次試験とデッサンの試験があるようで、学問と芸術バランスよく対策していたようです。

 そもそも芸術という分野について僕は知らないことが多いです。ブルーピリオドという、主人公が芸大を目指すスポ根漫画のおかげで少しは身近になりましたが、芸大で何を学び卒業したら何になるのかなどは全然知りません。受験で浪人して就活でも浪人して苦労するようなイメージが僕にはあります(違ったらすみません)。

 著者さんは上京して美術系予備校に通ったそう。読んでいて今まで知らなかった美術系予備校生の実態が見えてきました。朝が早い、いきなり大変そうじゃないですか!僕の浪人時代(普通の予備校生です)は1時間目の朝9時にゆうゆう登校していましたが、なんと朝7時に場所とりをするとのこと。しかも満員電車で登校するなんて。僕も東京の満員電車は経験済みですが、あれは地方出身には耐え難いですよね。そんな満員電車を著者さんは実習服で乗り切ったそう。その手があったか。こぎれいなスーツで乗るから人が密着してくるんですね。

 当時が人生で一番スマートだったそうだが、僕も浪人時代に痩せました。太る人もいるので体質なんですかね。大学に入ったらもとに戻ります笑。東京で3畳一間の一人暮らし、やってみたいです。トキワ荘みたいでかっこいいじゃないですか。夢を追いかける若者が集っていて。快適とはいえない生活も今となってはいい思い出ですよね。

 僕でも知っている東京藝大、受験が3次選抜まであるんですね。倍率がえぐいらしいので3次まで受けられた著者さん、やり手です。

【まとめ】
 知っているようで知らない美術系予備校生の実態を垣間見ることができました。想像していたよりも過酷でユニークなブルーピリオドでした。大学を2年で中退されたそうなので続きが気になるところ。妹よ、何とか自分の進むべき道を見つけておくれ。

 
 スマホをiPhone14に機種変しました。noteがめっちゃ読みやすい!うむ。

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